特集:「My favorite parks 」
【32】スオメンリンナ島(1991年に世界遺産になる)フィンランドの首都ヘルシンキ
【30】でご紹介したヘルシンキのエスプラナディー公園を通り抜けたマーケット広場から出るフェリーに乗って約15分で
スオメンリンナ島に到着します。
実は広場でお手製の手袋を売っていたお婆ちゃんに「是非行くべきよ!」勧められました。
行く道すがら多島海と言われるだけあって点々と見え隠れする緑の島々の美しいこと。
<スオメンリンナ島行きフェリー>
<乗船口に表示されたわかりやすいマーク>
<島の名前と世界遺産マーク>
フインランドが独立した1917年以前にはスウェーデン領やロシヤに占領され軍事基地として幾たびかの戦争の舞台になった砦(要塞)の
島だったそうです。
独立後フィンランド(スオミ)の城(リンナ)という意味ででスオメンリンナと名付けられ1973年以後は公園として
解放され市民の憩いの場となっているそうです。
下船後すぐ前のビジターズセンターと隣接した博物館で島の歴史を見ることができます。実は4島が橋でつながっていて、あちこちに歴史的建造物や美しい風景が見られます。
<橋で結ばれている島>
何と言っても周りは海、本当に美しい景色。そういえば、ムーミンの漫画に中で見た
風景と納得。詳しいことはわかりませんが岩の形が日本とちょっと違うと思いました。
遊歩道が完備されていてどんどん歩いて行けます。夏場の水泳には最適でしょう。
<丸っこい岩の海岸>
<島の菜園>
ところどころに可愛い民家や菜園があり、花束を作っているご婦人がもう直ぐ冬で
これが最後の花束と言ってました。こんなところの暮らしってどんなでしょうね。
人口の少ない国、観光地と言っても季節も秋、すでに静かな、静かな暮らし、憧れます。
<ゆったりとくつろぐ顔白ガン達>
<案内役をしてくれたネコちゃん>
<ここもやっぱり紅い実>
<紅い実の大木>
島にはいくつものカフェがあり、散策中にひと休憩できましたが、ホテルもあるそうです。
<さりげないけれど中がとっても素敵なカフェ>
<遺産となる要塞>
1時間もあればと思っていたら、景色に見とれ2時間以上もどんどん歩いてしまいました。
去りがたい気持ちを残しつつ、ヘルシンキに戻りました。
<帰路の船から見るヘルシンキの街>