グルメ

第8回 ロースト・チキン (Roast Chicken) 

メリークリスマス!もうすぐクリスマスですね。
欧米では、クリスマスはファミリーで楽しむのが恒例。
フランスでは、25日の朝教会へ行き、クリスマスのご馳走は
25日のお昼に家族でいただきます。
典型的なメニューはオードブルに生カキ、メインは鴨のローストオレンジ風味、
そして、デザートにクリスマスケーキというところでしょうか。

今回のレシピの「ロースト・チキン」は、日曜日のお昼のメインとして
よく登場するメニューです。鴨のオレンジソースは難しいですが、
ロースト・チキンは超簡単で見栄えが良いので、覚えておくと便利。
お客様料理には最適です。クリスマスのメニューにいかがですか?









RECIPE

ロースト・チキン
材料

(5〜6人分)
若鶏(内臓を抜いたもの)・・・一羽(1,2〜1,5s)
香味野菜とハーブ
 タマネギ・・・一個
 ニンジン・・・一本
 セロリ・・・・一本
 ニンニク・・・一片
 パセリの茎・・2本
 ローリエ・・・3枚
 タイム(あれば、生の枝つき、なければ乾燥したもの)・・適宜

塩・コショウ・・適宜
オリーブオイル・・適宜
バター・・・・・・適宜

  1. 鶏はお腹の中と表面をキッチンペーパーなどで拭ききれいにし、表面にはニンニクをこすり付け、
    お腹の中には刻んだものをいれ、塩、コショウをすり込んでおく。
  2. タマネギ、ニンジン、セロリは大振りの千切りにし、一部は鶏のお腹に入れる。
    残りは鶏の下に敷いておく。鶏の形を整え、腹を閉じるように脚先をタコ糸などで縛るか竹串をさして、整える。
  3. 2の状態でしばらく常温で置いておくか、前日に仕込み冷蔵庫で焼く一時間程度前まで保存する。
  4. 天板に香味野菜を敷き、その上に、数箇所竹串やフォークで穴を開け、オリーブオイルをかけ、タイムを散らした鶏をのせる。
  5. 180度に熱しておいたオーブンで一時間程度焼く。途中2回ほどバターをかけて
    こんがり色良く焼きあがり、竹串をさして肉汁が透明になれば焼き上がり。


  6. 鶏の切り分け方。
    欧米では、鶏を切り分けたり、お肉を切り分けたりするのはパパの仕事です。
    もちろんワインを開けたり、飲み物を注いだりすることも。

    そこで、パパのために、ロースト・チキンの切り分け方をちょっぴり伝授しましょう。

    1.ももの付け根に切り込みをいれ、外側にはがし、関節が露出したら、切り込みをいれ、ももをはずす。
    2.胸肉は、胸の真ん中に通っている強骨の脇にナイフをいれ切り口を開きながら、  身を切り離す。
    3.手羽は付け根の関節に切れ目をいれてはずす。(2.の前に先に手羽をはずしても良いでしょう)

    付け合せはフライドポテトやクレッソンがおススメです。
    サイドディッシュには6月のレシピの「ラタトゥイユ」
    http://www.ktai-supli.jp/gourmet/200606.html
    や11月の「グラタン・ドーフィノア」
    http://www.ktai-supli.jp/gourmet/index.html
    がぴったり。バターライスをそえてもいいですね。

    お子様からお年寄りまで、喜ばれること間違いなしの「ロースト・チキン」 是非お試しください。

    では、ボナペティ!