グルメ

第32回鶏肉とベジタブルのライスグラタン(Gratin aux riz )


今年もクリスマスシーズンがやってきました♪
お子さまもママもパーティの機会が多い季節なのでは?
今回はおうちでホームパーティなんていうときに便利な一品を
ご紹介しましょう。

材料もおうちにあるようなものばかり。
ミックスベジタブルを使えば簡単、便利!
程よいボリュームと見栄えの良いごはんものの一皿に使えます。

お好みでエビを加えたりお野菜を代えても良いでしょう。

白ワインを加え焦がさないように、しっかり煮詰めることがポイント。
ベシャメルソースに生クリームを加えるとソースがマイルドになります。

是非お試しください!



RECIPE

ニーム風ナスのグラタン


材料

・皮なし鶏ムネ肉      300グラム
・タマネギみじん切り    50グラム
・ミックスベジタブル冷凍  1カップ 
・ゴハン          3カップ 
・白ワイン         100cc
・ソース          バター30グラム
              小麦粉30グラム
              牛乳 300cc
              生クリーム100cc
・グルイエールチーズ    50グラム
・塩、コショウまたは、カイエンペッパー  少々















    作り方
  1. オーブンは200℃にセット、グラタン皿にバターを薄くぬっておく。
  2. 鶏肉は2cm角位に切っておく。
  3. フライパンにオリーブオイルを熱しタマネギのみじん切りを炒め
      しんなりしたら鶏肉を加えて炒め、さらにミックスベジタブルを加えて炒め
      白ワインを加えて煮詰め、塩コショウで味を調える。
  4. 3のグザイにゴハンを加えさっくりと混ぜながら炒める。
  5. ベシャメルソースを作り、最後に生クリームを加え塩とあればすりおろした
      ナツメグを加えて良く混ぜておく。
  6. グラタン皿に4のゴハンを平らに入れ、上に5のソースを平均的にかける。
  7. 6のソースの上に削っておいたグルイエールチーズをまんべんなくかける。
  8. 200℃にセットしたオーブンで20分程度表面がキツネ色になったらいたら
      できあがり。
  9. では、ボナペティ!

ほっと一息

クリスマスシーズンはどんな時でも、キリスト教徒でなくても
心浮き立ちますね。














クリスマスパーティの準備も楽しいもの。
お料理のメニューにクリマスケーキ。
今年のケーキは何にしましょう。
パティスリーでも様々なクリスマスケーキが作られています。

フランスの代表的なクリスマスケーキといえば、
ビュッシュ・ド・ノエル (buche de noel)。
その名の通り、薪や切り株の形をしています。
ロールケーキにチョコレートかモカのクリームがぬられ、
木の幹の模様がつけられているだけの結構素朴なケーキです。
デコレーションはマッシュルーム、柊、サンタさん。














シュトレン(独:Stollen)は洋酒に漬け込んでおいたドライフルーツを、
バターと一緒に練りこんで細長く焼いたドイツのクリスマスケーキというかパン。
クリスマスを待つ4週間のアドヴェントの各週末に、
イエス・キリストの生誕の日が近づいてくることを祝って
薄く切っていただきます。日が経つにつれおいしくなる常備したいお菓子。




























イタリアのクリスマスケーキといえば、、パネットーネ(伊:panettone)。
ブリオッシュ生地の中に、レーズン、プラム、オレンジピールなどの
ドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げた、ドーム型の菓子パンです。
クリスマスイヴに乗船したヴェニスのバポレットには、
いくつものパネットーネの箱を抱えた
マダム達が大勢乗り込んきた光景を思いだします。
そして翌25日のホテルの朝食でいただいた
パネットーネのおいしさは忘れられません。

イギリスの伝統的クリスマスケーキといえば、やはりクリスマスプディング
(Christmas Pudding)でしょうか。
生パン粉と小麦粉、ミンスミートと呼ばれる牛脂(ケンネ脂、バター)、
卵、砂糖、ブランデーなどにつけたドライフルーツ、
クルミなどのナッツ類、香辛料(ナツメグ、シナモン、クローブ)、
ブランデーやラム酒などを混ぜ合わせて一晩寝かせ、
型に流し込んで蒸して作るケーキです。
ミンスミートの瓶詰めと英国人の友人のレシピはあるのですが
未だに試作していません。
こう見てくるとヨーロッパのクリスマスケーキは総じて質素で素朴ですね。

一方日本の定番クリスマスケーキは、なんといっても
イチゴのデコレーションケーキでしょう。
ウィキペディアによれば、日本のクリスマスケーキの歴史は、
お菓子メーカー不二家創業の明治43年(西暦1910年)にさかのぼるそう。
その昔は、イチゴのショートケーキといえば不二家でした。

実際イチゴのデコレーションってホントおいしいですよね。
甘酸っぱいイチゴと軽い生クリームにふわふわのスポンジの取り合わせは、
日本オリジナルのおいしいケーキだと思います。

イチゴもそろそろ出回ってきました。
今年もクリスマスケーキは小さい子どもから大人まで大好きな
イチゴのショートケーキになるのでしょうか?

みなさまはいかが?