グルメ

第56回 フルーツケーキ (Cake aux fruits )

今年も残すところ一ヶ月。




クリスマスツリーが街に華やぎを加えるころとなりました。

今回は、毎年クリスマス前に用意するとっておきケーキをご紹介。

クリスマスには、各国のクリスマスケーキをいただくのが楽しみ。 クリスマス当日にいただくいちごのショートケーキは、お願いしておくのですが、 バターたっぷりなフルーツケーキは自前で用意します。 ドライフルーツを3日以上前からラム酒につけておくのが
前もって用意しておけるのも便利です。

是非お試しください。


RECIPE

フルーツサラダ


材料


小麦粉    160g
バター    125g
卵      3個
グラニュー糖 125g
ベーキングパウダー5g
フルーツ   250g
ラム酒   大匙3
      アプリコットジャム 少々
        





    作り方
  1. ドライフルーツは、賽の目に切ってラム酒につけておく。
  2. 卵とバターは使う一時間前には冷蔵庫から出しておく。
  3. ボールに常温にしたバターを入れ、ポマード状になるまで良く練る。
  4. 1に少しづつグラニュー糖と全卵を加え良く混ぜる。
  5. 小麦粉にベーキングパウダーを加えさらにカットしたフルーツを混ぜる。
  6. ヘラで1に2をさっくり加え30分程度冷蔵庫で寝かせる。
  7. ケーキ型の内側にバターを塗り、さらにペーパーを敷き、ケーキだねを入れる。
  8. あらかじめ240度に熱しておいたオーブンではじめ240度で5分の地180度で
    45分ほど焼く。焼き串になにもついてこなければ、出来上がり。
  9. 型に入ったままラム酒を振りかけ、荒熱がとれたら型からはずす。
  10. お好みでアプリコットジャムを溶かして上部表面に塗っても良い。
  11. しばらく置いておくとなお美味しくなるので、1cm程度の薄切りに
    してお紅茶とともにどうぞ!


    では、ボナペティ!

ほっと一息

筆者にとって、クリスマスケーキの原点は、その昔英会話を習っていたアメリカ人
の先生にいただいた彼女の実家で代々つくられているフルーツケーキです。

お正月に我が家に招いた時にほんの少しだけどと、ポケットからアルミホイルに包まれ
たちいさな包みをおずおずととりだしました。

クリスマスの一月前から毎年作り始めるケーキの最後の一切れだとか。

一緒におすしをいただいて、彼女が帰ってからいただいてみてそのあまりのおいしさに
驚きました。

フルーツがぎっしりつまったどっしりした濃厚なケーキ。彼女のネームから英国人系だ
と思い英国でもこの味を追い求めました。

そして、ロンドンの北に位置する古都ヨークの老舗お菓子屋さんでそれに近いケーキに
巡りあったということです。

それは、オールドファッションのフルーツケーキ。 大事に大事に持ち帰り、少しづついただいたことを覚えています。



フルーツサラダ