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第54回 Coffee Festival @ KAI TO PIE
今回はオークランドミュージアムで開催されている各国料理についてのイベント「KAI TO PIE」の一環として行われた「Coffee Festival」の様子をお伝えします。
無料や数ドルの寄付で入場できることが多いオークランドミュージアムの展示ですが、今回は大人は10ドルの入場料。それもそのはず、会場内ではオークランド中のコーヒーが好きなだけ味わえるという贅沢なイベントなのです。
オーストラリアからやってきた嵐の合間をぬってオークランドミュージアムに到着。
一階には「KAI TO PIE」の展示の入り口に大きなディスプレイがされていました。その前では、なにやらコーヒーをカップに注いでは並べています。
入り口の外ではぽつんとひとり寂しく焙煎機の紹介。ローストするために温度が高すぎて屋外になってしまったのではないかと思います。
3階の会場に着くと、エレベーターホールまで所狭しと展示が。これは何の機械でしょう?そう、エスプレッソマシーンの内部です。
メイン会場内でまず目を引いたのが、ニュージーランドに来てはじめて見たサイフォン式コーヒー。そしてさらに水出しコーヒーまで。器具はすべて日本のものでした。
いつもどおりのエスプレッソマシーンたちももちろんあります。オークランド中のコーヒー焙煎店が所狭しと肩を並べています。飲み比べを楽しむ人達でどこも行列。ミニカップですがこんなきれいなリーフを描いてくれました。なかにはラテアートをスクリーンに映してみせてくれている有名バリスタのお店も。
でもやっぱり今回目を引いたのはあちらでもこちらでもドリップコーヒー。ネルドリップにペーパードリップ。エスプレッソが主流のニュージーランドのコーヒー界で新しいいれ方が流行っているようです。日本人の方がいれる丁寧なネルドリップを一緒に見ていたKiwiの女性曰く「日本人は我慢強い!穏やかな性格だからできるんだ」ということで、確かに隣でペーパードリップをしていたKiwiはお湯をジャンジャン注いでしまっていました。いれ方次第で大きく差が出るドリップコーヒー、今後ニュージーランドでどう定着していくのか楽しみです。
メイン会場で各店のコーヒーを堪能したあとは、一階での展示を見学。
コーヒーの木や、各国各種コーヒー生豆などが並んでいました。
そして2時間ほどたったコーヒー点描画。うーんまだまだ時間かかりそう。イベント終了までに間に合うのかちょっと心配になりつつ、会場をあとにしました。会場の外にはコーヒーにちなんでカップ&ソーサーの乗り物が無料で用意されていました。長時間の室内イベントに付き合った子供は大喜び。
このコーヒーフェスティバル、今年がはじめてだったようですが、老若男女、国籍問わず、大盛況でした。Kiwiのコーヒー好き、ニュージーランドにコーヒー文化がいかに根付いているかを再確認するイベントでもありました。来年もさらに充実して開催されることを期待したいです。
多民族なオークランドならではともいえるイベント「KAI TO PIE」は10月25日まで続きます。
http://www.aucklandmuseum.com/1418/kaitopie
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