キッズブック 〜Not only for Kids〜

今月の一冊

『もりのひなまつり』
小出保子作

ちいさなもりのちかくにあるいえのおくらに、ねずみのおばあさんがすんでいました。

はるがちかいあるひのあさに、ねずみのおばあさんは、のねずみこどもかいからてがみをうけとります。

もりのひなまつりにぜひおひなさまをつれてきてくださいとのこと。

さっそくねずみのおばあさんは、おひなさまといっしょに行くことに決めます。
ねずみのおばあさんとおひなさまは、
まっていたのねずみたちに、あんないされ、もりのひなまつりのかいじょうへ。

ひなまつりがはじまると、おひなさまは、こどもたちやどうぶつたちのためにおいわいのうたをうたったり、みんなでおどります。

すてきなひなまつりのあとは、ゆきがちらつくなか、おれいをされたおひなさまたちは、いそいでいえにかえります。

よごれてしまったおひなさまたちは、心配しますが、のねずみのおばあさんにきれいにしてもらい、つぎのひ、ざしきにきれいにかざられて、めでたしめでたし。

やさしいのねずみのおばあさんと、こねずみたちのもりのひなまつりを楽しんでください。


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