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第12回 ニュージーランドの出産事情ーその後

以前、NZ出産事情についてお届けしましたが、20 06年12月オークランドホスピタルにて女児を出 産しました。ご心配いただいた皆様、ありがとうご ざいました。今回は出産とその後についてお届けし ます。

私はMidwifeと夫、二人のサポートで出産しました。 フリースタイル、分娩台はありません。産後に手術 があったため病院にて4泊しましたが、通常は別施 設に移動して2泊です。入院中、術後の経過につい てはDoctor、その他についてはMidwifeが担当。母乳育 児を強く推奨しているため、母子完全同室、24時 間ナースコールOK、母乳育児の専門家Lactation consultantを紹介してくれたりします。帰宅後に母乳 育児をできる目処がつくまで退院させられないと言 われたほどです。

母乳育児、予防接種などについて冊子がたくさん。

退院後、翌日からMidwifeの自宅訪問が始まります。 はじめの数日はほぼ毎日、その後も週1・2回、6 週目まで訪問してくれます。6週目からはPlunket Nurseに引き継がれます。月に1・2回程度訪問。赤 ちゃんと母体の健康状態のチェックはもちろん、そ の時期その子に合った育児方法や育児の疑問やスト レスなどについても相談に乗ってくれます。Midwifeも Plunket Nurseも、とてもフレンドリーで知識豊富、何 でも相談できて頼もしい存在です。また6週目には GP(ファミリードクター)にて初めての予防接種、 完全予約制で個別に行われます。

Plunketがくれるパンフレットやオムツ替え用の防水 シートなど。

検診や予防接種の内容等は、すべてHealth Bookに記 録、またコンピューター上にも記録されます。NZの これらのシステムは、Well Child Tamariki Ora Serviceとい い5歳まで無料。

Health BookはNZ版の母子手帳といったところ。育児の 基本が書かれた冊子も一緒に。

ニュージーランドには子供を育てやすい環境が整っ ています。

 

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[ 作者プロフィール ]

TATSUさん
TATSUさんの愛犬
NUNOくんです。
よろしく〜。

すっかりNZにはまってしまい、和風CafeをNZでオープンすることを夢見る主婦。
市場調査といってはCafeへ行き、メニュー研究のためといってはお菓子を作って食べる、などなど、のんびり楽しいNZ生活を楽しんでます。