梅雨も終盤、もうすぐ真夏の太陽のまぶしい夏がやってきます。
子どもたちにとって楽しみな夏休みも、もうすぐ。
今月のフレンチアットホームは、むし暑い時期の毎日のお食事やおやつに頭を悩ませるママたちにピッタリなお役立ちレシピ。
常備のお砂糖と小麦粉、卵と牛乳さえあればできる、フランスのおやつの定番クレープのとっておきレシピをご紹介しましょう。
生地さえ作っておけば、オーブンを使わず、
フライパンでささっとできるのも魅力です。
アンズジャムを薄くぬったり、粉砂糖をさっとふりかけたシンプルなクレープは、
子どもたちも大好き!
お砂糖をひかえ、チーズやハムを添えたり巻き込めば、軽いランチとしても・・・
是非お試しください
材料(15センチ位のクレープ16枚程度)
・薄力粉 80グラム
・グラニュー糖 30グラム
・卵 2個
・牛乳 230cc
・オリーブオイル小さじ 1
・コアントロー、グランマニエまたは、ラム酒少々
・塩ひとつまみ
・粉砂糖適宜
・アンズジャムなど適宜
・焼き用オリーブオイル、バター少々
では、ボナペティ!
クレープは、もともとは、気候が厳しく、土地のやせていたブルターニュ地方のパンの代用品、ソバ粉のガレットが起源です。
そのうち薄力粉が広く出回るようになるとソバ粉から薄力粉にとって替わって甘いお菓子のクレープが一般化したというわけです。
甘いクレープを一般にクレープ・シュクレ(crepe sucree)、ガレットをクレープ・サレ(crepe salee)といます。
パリのモンパルナス駅近くには、店先のおおきなクレープ用鉄板とトンボという生地を薄くのばすヘラのような道具で、巧みに焼くクレープ屋が多く、ジャムをはじめ色々なトッピングで人気を集めています。
ブルターニュ各都市には今だに、ガレット専門のレストランが多く、ハムやチーズ、トマトなどのトッピングのガレットにサラダなどで簡単なランチができます。
日本にも本場のソバ粉のガレットを楽しめるクレプリーが神楽坂や原宿にできていることはブログでご紹介しています。