京都府立植物園は大正13年(1924)京都左京区に開園した日本で最初の公立植物園です。
総面積24万平方メートルの園内には、約12000種類の美しい花・木が植栽され、京都府民のみならず四季折々
訪れる人々を楽しませてくれます。
その歴史をひも解くと、第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になり、戦後は、昭和21年(1946)から
12年間連合軍に接収され、多くの樹木が伐採されましたが、昭和36年(1961)4月再び開園しました。
昭和45年(1970)に「日本の森」を、同56年(1981)には、「洋風庭園」が造成され
平成4年(1992)4月に「観覧温室」、「植物園会館」を竣工、同年12月には「北山門」も開設されました。
平成21年以降「植物展示場」、「四季彩の丘」、「ボタニカルウインドウ」なども新設され、
「日本一おもしろい、心やすらぐ植物園」を基本コンセプトに運営され現在に至っています。
アクセスは、JR「京都駅」、近鉄「京都駅」、阪急「烏丸駅」から京都市営地下鉄「北山駅」下車3番出口すぐ又は
「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分です。
正門から入園すると正門花壇と観覧温室と噴水や滝のある沈床花壇によって構成される洋風庭園の景観は格別!
桜の季節は彩もゴージャス!
特に春のチューリップが一斉に開花する頃、花壇の左に観覧温室、正面に桜林、そして遠くに北山連峰を背景にした
すばらしい景観が楽しめます。
正門の正面奥と観覧温室の北側一帯に広がる桜林はソメイヨシノとヤエベニシダレを中心とした林で、
4月上旬に咲くソメイヨシノは特に見事です。
観覧温室付近は、景観がとてもステキ!ウエディングカップルのフォトスポットになっているらしく
ロマンチックな光景も見られることも。
観覧温室では、キソウテンガイやバオバブなど約4500種類もの世界の熱帯植物を鑑賞できます。、
規模、植栽植物の種類ともに日本最大級の温室といわれています。
温室の外観もユニーク!池に浮かんでいるような流線形のデザインが印象的です。金閣寺のイメージと、
北山連峰のシルエットを取り入れたデザインだとか。
周囲の桜林は、染井吉野や八重紅枝垂、御衣黄など、約180品種500本もの桜を1ヶ月もの間順次楽しめるのですから
贅沢なものです。
筆者が伺った折には、桜と赤いチューリップとのコントラストが美しい、植物園を代表する景色を楽しむことができ
ラッキーでした。
一方5月から11月は薔薇園が見どころ、特に春は一斉に様々なバラが咲き誇ります。
京都府立植物園は地元民にとっても観光客にとっても四季折々おススメのオアシス。
寺社巡りのかたわら訪れてみては?
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京都府立植物園
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京都府立植物園
京都府立植物園
京都府立植物園
住所:京都市左京区下鴨半木町
TEL:075-701-0141
開園時間:午前9時〜午後5時(入園は午後4時まで)
休園日:12月28日〜1月4日
詳しくは、直接お問い合わせいただくか
京都府立植物園をご覧ください。
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