Kia Ora! Haere mai, Aotearoa!!
Welcome to New Zealand!

第8回 New Zealandでの妊娠出産(前編)

今回は、New Zealandで初めての出産を迎えようとしている一妊婦として、 今までの数ヶ月を振り返って、New ZealandのPregnancy(妊娠)事情を少しお届けしたいと思います。

妊娠したかな?と思って自宅で検査薬でチェックして陽性反応、日本な ら産婦人科へ!ってところですが、NZではまずLMC(Lead Maternity Carer)と呼ばれる自分の妊娠出産を担当してくれる人探しから。ここNZではMidwife(助産婦)が一般的。以前は日本同様、産婦人科など病院がメインだったようですが、今は自宅訪問も可能なMidwifeに頼む場合が最も多いようです。毎月の検診から出産、出産後のケアまで担当してくれます。特別な病気やトラブルがない限り、産科医にはかかりません。そしてNZ国民、永住権保持者、その他適格者は妊娠出産に関して全額無料です。

Midwifeが決まって初めての検診は12週目あたり。それまでは検査も何もありません。今までの経過や状態など詳しく話して、血圧測定や尿検査など簡単な検査を行い、Pregnancy Information Packをもらいました。BabyとMumについてWeeklyで書かれた妊娠ガイドブックや、その他試供品、緊急時や各種相談の連絡先一覧などが入っています。Midwifeはとてもフレンドリーで、何でも相談できる人といった印象。

また毎回の検診や検査結果等、すべての記録はこのNotesに記載され、自分で保管。検診のたびに持参します。

超音波検査は基本的には妊娠初期・中期・後期に1回ずつの計3回のみ。専門施設を予約して検査を受けます。日本のように毎回の検診時には行いませんが、そのかわり1回に30分以上かけてゆっくり見てもらえます。検査結果は妊婦にはリポートと大きなレントゲン写真で渡され、Midwifeにはリポートが郵送されます。希望するとDVDやビデオに撮ってもらえます。

血液検査も初期と中期の2回のみ、専門施設にて行います。初期は血液型や抗体(風疹など)のチェックがメイン、中期は糖や鉄など体調のチェックがメインです。 気になることはいつでもMidwifeに連絡して相談。状況に応じて検査も追加されます。優しく親身なMidwife、とても頼りになる存在です。

 

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[ 作者プロフィール ]

TATSUさん
TATSUさんの愛犬
NUNOくんです。
よろしく〜。

すっかりNZにはまってしまい、和風CafeをNZでオープンすることを夢見る主婦。
市場調査といってはCafeへ行き、メニュー研究のためといってはお菓子を作って食べる、などなど、のんびり楽しいNZ生活を楽しんでます。