Kia Ora! Haere mai, Aotearoa!!
Welcome to New Zealand!
第9回 New Zealandでの妊娠出産(後編)
ひきつづきNew ZealandのPregnancy事情をお届けします。
NZでも両親学級があります。数カ所で開催されているので、希望の地域のクラスに自分で申し込みます。28週目くらいから6週連続で各2時間、テキストは母親用と父親用が一冊ずつ。講師はMidwifeです。出席率はほぼ100%、出産もMidwifeとパートナーが一緒に手伝うことが多いためか、どの父親もみんな自分のことのように真剣です。中には母親より熱心な父親も?
テキスト以外にもたくさんの資料をもらいます。読むだけで大変ですが、勉強になります。
出産方法はフリースタイルで分娩台はありません。シャワーを浴びるのも歩き回るのも立っても座っても何でも自由、水中出産も選択できます。アロマセラピーや音楽などの持ち込みは自由。無痛分娩もかなり普及しています。中には自宅出産を選択する人。30週を過ぎた頃からMidwifeとBirth Plan(出産計画)について話し合いを始め、いろいろ決めていきます。
ここAucklandでは、病院のDelivery Unitで出産した場合、4時間ほどで近くの施設Birth Careに移動し、2〜3日間の入院後帰宅します。帰宅後1週間は毎日Midwifeが自宅を訪問、その後はPlunket Nurseと呼ばれる看護婦さんに引き継がれるということです。
日本での妊娠出産経験がないので比べられませんが、NZらしくとにかくフレンドリー、そして常に自分に選択肢があるので勉強がかかせないといった印象です。
この記事をお読みいただいているころには、私はここNew Zealandで初めてのBabyを抱いている予定です。
※編集部注 TATSUさんは女の子の赤ちゃんを抱いていらっしゃいますよ〜。
TATSUさん、おめでとうございます!