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第20回 夏のクリスマス

初夏の日差しがまぶしいオークランドより、今年最後の便りをお伝えします。

12月と言えばなんといってもクリスマス。すでに街中がクリスマスの準備にそわそわ、サマーホリデーに入るとその雰囲気も一気に濃くなります。


11月の終わりには売り尽くしもされるクリスマスカード、40枚・60枚といった箱売りはめずらしくありません。みんなが大好きなお菓子もクリスマス仕様。クリスマス柄の巨大なクッキー缶が登場、チョコレートもゴージャスなアソートタイプからサンタやトナカイの形をしたもの、ツリーに吊るすものまで。クリスマスまでに食べてしまってもう1つなんていう家も少なくないはず。



日本のおせち料理のような役割を果たす、クリスマスハム。骨付きのハムはきれいに飾り切りしてローストし、年明けまで食べ続けるそうです。保存用の布バッグも一緒に売られます。去年もまったく同じブタさんの絵だったような。1kgあたり$10前後なので肉としては高くはないですが、1本4〜5kgあるためそこそこのお値段に。売り場の前ではみんな真剣に吟味しています。




イチゴのシーズンも到来。このイチゴは先月ご紹介のマーケットで購入したものです。大粒で甘くて、しっかりと酸っぱい。道端でも3for$6なんて看板を見かけるようになりました。クリスマス直前には倍の値になるので、早めに購入しなくては。


Cityの中心では毎年恒例のビッグサンタも登場。サンタパレードやオークランドドメインでのクリスマスコンサートなど、クリスマスイベントが山積みに待ち構えています。



そしてクリスマスにはNZ原生の真っ赤なPohutukawaの花も咲きます。


クリスマスカラーの赤が映える、真っ青な夏空のオークランドです。

今年も一年、ご愛読ありがとうございました。みなさまに素敵なクリスマスが訪れますように。来年もよろしくお願いいたします。

Merry X'mas & Happy New Year !!

 

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[ 作者プロフィール ]

TATSUさん
TATSUさんの愛犬
NUNOくんです。
よろしく〜。

すっかりNZにはまってしまい、和風CafeをNZでオープンすることを夢見る主婦。
市場調査といってはCafeへ行き、メニュー研究のためといってはお菓子を作って食べる、などなど、のんびり楽しいNZ生活を楽しんでます。