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第25回 Waiheke Island One day Trip(後編)

前回に引続き、ハウラキ湾に浮かぶ島ワイヘキ島への日帰りの旅についてお届けします。

ランチの後は、島の南側の景色を眺めようとTe Whau半島へ向かいました。Look Outポイントから、東側には青い青い海の向こうに遠くAucklandが、西側には青く生い茂るブッシュの向こう側にたくさんのボートが停泊するBayと大きな布がかけられたワイン用のブドウ畑が見えます。ふいに子供に呼ばれるような声が聞こえ、振り返ると不思議な動物が。声の主は、手足と首が長い羊のようなこの動物、アルパカの親子でした。半島の先まで行くとTe Whau Vineyardがあり、薄い布をかけられたブドウ畑が広がって、ここからの眺めはまさに絶景、次回はぜひこのワイナリーを訪れてみたいと思いました。この他にもWaiheke島には20以上のワイナリーがあり、それぞれ自慢のワインをテイスティングできたり素敵なレストランを併設していたり興味深いところ、あちこち巡ってお気に入りを見つけるのも楽しそうです。


続いて向かったのは程近いRocky Bay。公立公園Whakanewah Regional Parkの一部となっていて、広大な森林をバックにかなり広範囲の干潟ができていました。Bayの入り口で迎えてくれた彫刻は、ここで保護育成されているDotterel(コバシチドリ)という鳥を模したものということです。公園内には様々なWalk Trackが整備されていて、目安時間や見どころの案内もあるので、自分好みのコースにチャレンジするのがNZらしい楽しみ方。Waiheke島の他にもAucklandには25のRegional Parkがあり、自然環境はもちろん、絶滅が危惧される動物や歴史的建造物の保護などが行われています。それぞれの公園に特色があり、トレッキングやピクニックにバードウォッチングや動物とのふれあい、美しいビーチなどを楽しむことができます。

あっという間に帰る時間がやってきました。3時チェックイン3時30分発、East AucklandにあるHalf moon Bay行きのカーフェリーです。車に乗ったままチェックイン、車窓から見える湾内にはヨットが気持ち良さそうに浮かんでいます。先発の真っ赤なカーフェリーが進んでいくのを眺めつつ、次回はここへ行こうあそこへ行こうと話しつつ、時間は過ぎていきました。帰りのフェリーから見えるだんだん小さくなっていくWaiheke島は、来た時より少し親しい気分。次回はどんな顔を見せてくれるのか、すでに楽しみです。

2回にわたりお届けしましたWaiheke Islandいかがでしたでしょうか。Aucklandにフェリーで通勤してでも住みたいという人もいるこの島、いつかまたそんなWaihekeのより深い魅力をお届けできたらと思います。

関連URL:
Waiheke Island(Official Tourism Website):http://www.waihekenz.com/
Te Whau Vineyard:http://www.tewhau.co.nz/
Waiheke Island of Wine:http://www.waihekewine.co.nz/
Auckland Regional Council:http://www.arc.govt.nz

 

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[ 作者プロフィール ]

TATSUさん
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すっかりNZにはまってしまい、和風CafeをNZでオープンすることを夢見る主婦。
市場調査といってはCafeへ行き、メニュー研究のためといってはお菓子を作って食べる、などなど、のんびり楽しいNZ生活を楽しんでます。