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第26回スコティッシュな町 Dunedin(ダニーデン)

今回は、19世紀半ばスコットランドからの移民が開拓し、「南のエディンバラ」と言われるほどスコットランド文化の影響を残すDuniden(ダニーデン)をご紹介します。

Dunedin(ダニーデン、マオリ語:Otepoti)は、ニュージーランド南島オタゴ地区にあるニュージーランドで5番目、南島では、クライストチャーチに次ぐ2番目の都市です。

1860年代初頭、近郊で金脈が発見されたことから、経済が繁栄、一時はニュージーランドきっての商業の中心となったDunedin市内には、ビクトリア様式、エドワード様式の建物が数多く建造されました。現在でもその風格ある町並みで、往時を偲ぶことができます。また、オタゴ大学のある学術都市としても知られています。

ダニーデン・レイルウェイ・ステーションは、Dunedinの誇る歴史的建造物。フレミッシュ・ルネッサンス様式で、黒色の玄武岩に白い石灰岩の縁取りが特徴の瀟洒な建物です。


かつてはクライストチャーチと結ばれていたメインの鉄道はすでに廃止。
今はタイエリ峡谷鉄道が発着しています。

駅構内の内装も、こった装飾が施されて見事。装飾性が強い柱や天井、繊細な上階の手摺、モザイクの床などなど見所満載!モザイク床は、ロイヤル・ドルトン製の特注磁器タイルだそう。現在2階は、アートとスポーツ関連の展示ギャラリーとして使用されています。


ステンドグラスの装飾模様も凝っています。中央の蒸気機関車は、かわいいですね。 見れば見るほど、建物の外装も内装も素晴らしい駅舎です。


街の中心広場オクタゴンに面して建つ市議会議事堂。
1階にはiSite(観光案内所)が入っています。


夜もライトアップされて素敵です。
手前の芝生にはラグビーの応援のためOTAGOとペイントされています。


この町は、もともと地形の起伏が激しく坂も多いのですが、なんとギネスブックにも認定されている世界一急な坂、Baldwin Street(ボールドウィン通り)があり、観光名所にもなっています。

一番上まで登ると、ホントに転がり落ちそうなすごい坂。

毎年、町のフェスティバルでは、この坂で”BALDWIN STREET GUTBUSTER"という競技が 開催されるそうです。アスリートやファミリー参加もあるようですが、どんなすごい ことになるのか見てみたいものです。

南島の中でも、イングランドの面影を色濃く残すクライストチャーチとは好対照の、スコティッシュなDunedinの町でした。

お役立ちサイト:
Tourism Dunedin:http://www.dunedinnz.com/
ニュージーランド政府観光局:http://www.newzealand.com/travel/Japan/

 

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[ 作者プロフィール ]

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すっかりNZにはまってしまい、和風CafeをNZでオープンすることを夢見る主婦。
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