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Welcome to New Zealand!

第39回 Film Festival

今回はすっかり冬景色のオークランドよりNew Zealand International Film Festivalの話題をお届けします。

オークランドでは第41回目を迎える国際映画祭。7月9日より26日 まで38カ国から集められた、色とりどりの映画が公開されます。

レッドクリフのような歴史大作映画もあり、チャップリンのようなクラシックもあり、音楽映画、記録映画、短編、アニメーション、もちろんニュージーランド映画もたくさん。

パンフレットでは映画をジャンル別 に紹介、各映画について詳しく案内がされていて、どの映画を観るか悩むところ。時間が許せばTen-Trip Passを購入して各国映画を楽しむとフェスティバルが満喫できそうです。


チケット購入のためCityに向かったのはこんな霧の深い週末でした。いつも街の真ん中そびえるスカイタワーもまったく見えません。

開催前のチケット購入は割引があり、購入方法はさまざま。ちょっと驚いたのはチケット購入のたびに手数料が加算されるということ。カウンターで購入する場合は50セントで済みますが、メールや電話では8.5ドル、インターネットでは8ドルなどかなりの高額です。

到着した街の中心Queen Streetにはこんな横断幕がかかっていて、ちょっと気分を盛り上げてくれます。

会場のひとつであるCIVIC Theatre。CATSの垂れ幕があるように現在は劇場として活躍していますが、過去40回のオークランドインターナショナルフィルムフェスティバルの中心をになってきたそうです。今回41回目も当然の本拠地。

もうひとつの会場であるシネマコンプレックスであるSKYCITY Cinemas Queen Street。こちらは12スクリーンを持つ大きな映画館。

でも会場がそんな大きなところばかりではないのがニュージーランドらしいところ?我が家の近所にあるLIDO Cinemaも会場の1つで、こちらは日本で言うところのミニシアター系映画館。ロビーでは大きな暖炉の前で大きなソファに沈み込み、映画が始まる前から優雅な気分に浸ることができる素敵な映画館です。

パンフレットにも各会場の紹介がありました。City中心部で4カ所、その他に2カ所、3D映画が2カ所、映像と音のイベントが1カ所の合計9会場。さすがフェスティバル。

実は今まで一度も見に行ったことがなかったこのフェスティバル。海外在住が長くなってきたからか、日本映画のラインナップがよいためか、今回はじめてチケットを購入してみました。「Ponyo」、「Departures」の2本です。

Special Presentationとなっている「Ponyo」は言わずと知れた「崖の上のポニョ」。日曜日の回があるので、家族3人のチケットを購入してみました。

「Departures」は「おくりびと」。アカデミー賞で外国語映画部門で賞を取ったことが紹介文のはじめにも「Departures, winner of this year's Oscar」と書かれています。でもその隣にもっと大きく紹介されている「Still Walking」、邦題は「あるいてもあるいても」と書かれていてとても気になりましたが3本も見る余裕はなく断念。こちらは「This quietly wondrous new film・・・」と紹介されています。

日本ではない国で紹介される日本映画を観るのははじめて、日本語音声/英語字幕なのはうれしいですが、周りの反応がなんだか気になってしまいそうです。

<参考URL>
New Zealand International Film Festival
http://www.nzff.co.nz/






 

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TATSUさん
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すっかりNZにはまってしまい、和風CafeをNZでオープンすることを夢見る主婦。
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