Kia Ora! Haere mai, Aotearoa!!
Welcome to New Zealand!
第40回 オークランドの住宅販売
今回はAucklandの住宅販売についてお届けします。経済不況などの影響により、 住宅価格の低迷が続いているといわれるニュージーランド。 市場の冷え込みを表すかのように、毎週無料で配布されている不動産情報誌「PropertyPress」のページ数はすっかり減ってしまい、新聞に入っている「HERALD homes」もしかり。
とはいうものの、近所を少し散歩するだけで、売っていることを示す看板が立てられている家を何軒も見つけられます。ホントに市場が落ち込んでいるのか疑問に思うほど。
看板には取り扱っている不動産屋さんの名前がついていて、このように内観の写真と説明がついているパターンが多いようです。
ベッド数やその他の部屋数、バスルーム、駐車場などの数が書かれていて、下には文章でこの物件のポイントなどが案内されています。この内容は情報誌に載っているものとたいてい同じで、日本の不動産情報ともっとも異なる点は間取り図がないこと。
場合によっては広さもわからなかったり、情報誌上には外観も内観も写真がなく庭だけなんていう売る気があるのか疑問に思ってしまうような物件もあります。
物件の中などを見せてくれるOpen Homeは週末の昼頃に集中していて、同じストリートで数件一緒になんてことも。
週末は街中のあちこちでOpen Homeの看板を見かけます。
そして無事に売れた物件には「SOLD」のシールがぺたり。
この家はまだオークションを待っているところ。販売方法はオークションが最多で、Tender(入札)やBy Negotiation(応相談)、For Saleですでに価格が決まっているものなどがあります。 ちょっと疑問なのはオークションの開催日がたいてい水曜日の日中であること。オークションのためには会社なんて休むに決まってるでしょ!というKiwiの声が聞こえそうですが。
近所で最近売りに出ている家。パッと見はあまり大きくないですが、かなり奥行があって、奥にはかなり広い庭がありそう。 100万ドル以上するらしいです・・・。
我が家と同じストリートでつい最近売りに出てあっという間に売れた家。しばらくペンキの塗り直しとかしてきれいに直してると思ったら、やっぱり売られました。 売る前にきれいにして見栄えを良くするのが常套手段?のようで、直してるなぁと思うとたいていは数週間後に売りに出ているような気がします。
日本のみなさん、円高でNZドル安、住宅価格は底値といわれる今、ニュージーランドに家を購入なんていかがでしょう