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第43回 Rotorua EKIDEN & Hot Springs
今回は、オークランドから3時間ほどのところにあるロトルアへの旅をお伝えします。地熱地帯で温泉の街として知られていて、マオリ文化を伝える街としても有名なところです。
早朝にオークランドを出発、空には羊のような雲が浮かんでいます。
途中、雨に降られながらもロトルアに到着。まずはランドマーク的な存在になっているインフォメーションセンターで、地図やレストランの情報などを入手。
そして今回の目的のひとつ「Rotorua EKIDEN」へ。全部で200チーム以上参加する大規模な大会で、ロトルア湖のまわり42.2kmを6人でつなぎます。我が家は夫の会社の
仲間が参加しているので応援にいきました。
中継地点ではたくさんのチームが準備して前走者のチームメイトを待っています。次走者はドキドキでしょうか。
そしてそのころのゴール地点。スタッフ以外まだ誰もいませんでした。
無事、駅伝のゴールを見届け、すぐ近くの公園Kuirau Parkへ。卵の腐った匂いと表現される硫黄臭が立ちこめ、丸く柵がめぐらされた中では泥がブクブクお湯がゴボゴボ蒸気がモクモク。街中でこんな現象が見られるロトルア。不思議なところです。
ホテルで一泊して、次の日はふたつめの目的、温泉へ。ロトルアには温泉施設が山のようにありますが、今回は郊外へ20分ほどのところにあるWaikite Valley Thermal Poolsというところに行ってみました。ここはロトルア特有の硫黄泉ではないため、においもなく子供も安心して入れる、そして料金が安い!ということでチョイス。
駐車場もすでにモクモク。期待がふくらみます。
大きなプールと小さなプール、露天のお風呂も数種類あり、温度調節可能なプライベートスパもあります。熱いお湯に慣れている日本人にはうれしいところです。
温泉を堪能したあと、Eco Trailと名付けられた源泉への道を散歩してみました。
ここの温泉は薄めていないため、お湯は段々畑のようなところを通過することで温度調節されています。
岸辺に見える白い花が咲いたような縁取りは、温泉のカルシウム成分が結晶化したものだそうです。
10分足らずでお湯がぶブクブクと沸騰している源泉にたどり着きました。今入っていたお湯がここで沸いていると思うとまた楽しい。
今回はロトルア観光は特にせずそのまま帰路につきましたが、途中Mamakuというところでブルーベリーワイナリーに立ち寄り、ブルーベリー尽くしのティータイムで休憩。ブルーベリータルトにブルーベリーパフェ、ブルーベリーティと、美味しい上に目が良くなりそう。ここではワイナリーの名の通りブルーベリーワインを作っているそうです。
そして一路オークランドへ。緑のトンネルをくぐり抜け、真っ青な空に真っ白な雲。ドライブ日和でいい旅になりました。
娘がまだ小さいため、かなりのんびりしたスケジュールでメジャーな観光どころにも行っていませんが、それなりにロトルアらしさを満喫できた旅でした。
<参考URL>
ロトルア公式ウェブサイト 日本語版
http://www.rotoruanz.jp/
Rotorua EKIDEN
http://www.rotoruaekiden.com/
Waikite Valley Thermal Pools
http://www.hotpools.co.nz/
Mamaku Blue Blueberry Winery
http://www.mamakublue.co.nz/home.shtml