特集: タイムシェアで過ごすHOLOHOLO DAYS
第11回 Hawaii Children's Discovery Center
楽しい子連れのハワイ旅行、ですが...
実際に小さな子供を連れてビーチに、お買いものに、と奔走するのは親も子も結構大変なものです。
今回は、散々お買い物に付き合わされた子供たちに、お子様時間を作ってあげるのにちょうどいい場所をご紹介したいと思います。
<Children's Discovery Center>
Hawaii Children's Discovery Center はホノルルのダウンタウンとアラモアナの間、カカアコにあります。
ワイキキからも車で15分程度で大変便利な場所です。
もともとは、ドール パイナップル キャナリーの中にあった子供向けの施設をボランティアが中心となってホノルル市の焼却場だった建物に移して始まったのが、
ディスカバリーセンターです。
今も残る高い煙突がシンボルになっています。
<高い煙突が目印>
今となっては、日本にも子供が大人の仕事を体験できる施設ができて人気ですが、我が家の子供たちが小さかったころは親にとっても新鮮でよく考えられているなー、と感心したものです。
<カニさんとヒトデさん>
各コーナーがいろいろなものの成り立ちが体験しながらわかるようにできていて、最初のコーナーでは自分自身の成り立ち、つまり体の仕組みがわかるように大きな心臓や胃などの大きな模型が置かれています。
次は自分が住む町の成り立ち、子供たち自身が主体になってわかるように様々な職業の体験コーナー、スーパーマーケットでは、大人さながらにカートを押してお買い物もできるし、レジの店員さんにふんして接客もできます。そのほかにも、消防士になったり、銀行員になったり、自分が住む町の成り立ちが子供たち自身が主体になってわかるように体験して学べるようになっています。
そのほかにも、ハワイのプランテーション時代を体験したり、ハワイに住む様々な国の人たちの様々な文化を理解するためのコーナーがあります。
<今日は何を買おうかな。>
<いらっしゃい!>
どのコーナーもとてもシンプルな手作り感のある作りですが、それがかえって子供たちの想像力を刺激するのか子供なりに工夫して本当に楽しそう。
<船長>
子供たちの笑顔も、あてがいぶちの遊園地とは一味違って見えるんです。さらには、いつの間にか大人たちも夢中になってしまうので不思議です。
もう一つ、この施設の良いところは朝早くから平日は午後1時まで週末も午後2時までなので、午前からサクッと遊んで引き上げられるところ。遊び場とはいえ健全な時間帯が守られているのが、ホスピタリティーとボランティアを重んじる国らしいですね。
そしてこのセンターの前にはKakaako Water front Park というちょっと素敵な海に面した公園があります。
<Kakaako Water Front Park>
<Kakaako Water Front Park 2>
えひめ丸の慰霊碑があることでも有名ですが、地元の人たちが、のんびりと時間を過ごしにきていて広々とのどかな公園です。
先日、ハワイの写真を撮っていらっしゃるカメラマンの作品にとってもきれいな夕日の作品があったので、さぞや有名なビーチかどこかから撮ったものかと思い、聞いてみると、Kakaakoからの夕日だと... あなどれないですね。
<真っ青な海>
朝からディスカバリーセンターで遊んで、お昼はカカアコの公園でピクニック、それからアラモアナ...でも車でたったの5分ですからママのショッピングタイムも十分に残されています。
ぜひお試しくださいね。
【作者プロフィール】
熊沢万里子
武蔵野美術大学卒
練馬区、杉並区にてクレイクラフト教室Craft Gardenを主宰。
http://members3.jcom.home.ne.jp/0368448901/