レッスン6 秋菊のバスケット

秋のおとずれと共に花屋の店先には、菊の鉢植えが並びます。
菊はちょっと古くさい、なんて言わないで、よ〜く見て下さい。
今時の菊は、改良がすすんで、咲き方も様々色もとりどりです。
その上、持ちが良いのですから、是非飾ってみましょう。
そのままではつまらないので、手持ちの竹や藤のカゴを再利用してはいかがでしょう。
捨てるにはもったいないけれど、邪魔になると思っているカゴがたいてい1つや2つあるはず。カゴの大きさに合わせて1〜3鉢くらい植えてみると、見ばえもするし、しばらく楽しめます。

< 今回使うもの >

1.菊の鉢植え 1〜3鉢
2.手持ちの竹か藤のカゴ
3.厚手のビニール袋(なるべく緑か茶系)
4.有機培養土
5.粒状緩効性肥料少々

今回使うもの

今回使うもの

< 完成イメージ >

完成イメージ

< 作り方 >

  1. ビニール袋を切り開きカゴの中に敷きます。
  2. カゴの縁スレスレにビニールをカットして、そこの部分に小穴をあけます。
  3. 菊をバランス良く配置して、すき間に有機培養土に肥料を少々まぜたものを、入れ棒などでよくおさえます。
    土は縁より2cm位下までにすること。
  4. 水をたっぷりあげて下さい。
  5. 薄緑色のラフィアをリボン状に飾ってみました。


  6. 注)部屋に置くのならば、時々戸外で日光をたっぷりあてて下さい。室内においておくと次の花が咲かなくなります。かごの下には受け皿をお忘れなく。







 

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[ 作者プロフィール ]

caco
ガーデニング・
プランナー

農学部卒業後、ご主人と造園設計事務所を開所。現在に至る。

趣味:旅行、ガーデニング、テニス、絵本

月刊 Visual Dermatology に
「My Favorite Parks」好評連載中

トップページの「プロムナード」と「一鉢から始めるガーデニング」、新連載「私の好きな手仕事」は、ケータイ・サプリwebマガジンのための書き下ろしです。
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