「続・一鉢から始めるガーデニング」その4 
真夏の簡単・カンタン・かんたん水栽培

真夏のガーデニングは上級者にも初級者にとってもナカナカ難しいものです。
庭植えの草花はギラギラの太陽にも、ときおり容赦なく降る夕立や台風にも サバイバル力がありますが、コンテナーガーデンの管理はたった一日水 やりを忘れても取り返しのきかない場合もあります。急いで水をあげたら 熱い土を通して熱湯をかけたことになり、かえって逆効果。 朝か夕方にあげましょう。

今回は室内で楽しむ夏の簡単ガーデニング第二弾、水栽培です。
ガラスの花瓶やコップや瓶に水をはり、成長力の強い植物 の切り枝を挿してグリーンインテリアとして飾りましょう。

やがて一週間もすると茎から水の中に白い根が出はじめ、日一日と少しずつ のびてゆきます。また枝にも小さな葉がふえたりもします。 自然の生命力の不思議を身近に実感できます。

お子様と一緒にトライしてみませんか?

< 今回使うもの >

材料
1.ガラス容器
2.植物(アイビー・イポメア・ポトス・コリウス等)

< 完成イメージ >

完成イメージ

< 作り方 >

1.植物は1種類でも2種類でも良いのですが、適当に切って下の方 (水につかる部分)の葉は取り除く。
2.形よく生け花の様に容器にさして1/3から半分くらい水をいれる。
3.根がったっぷりでたら鉢に植えれば冬のコンテナガーデンになります。

注意:部屋の中の日光の当たる場所には置かない。

*不思議に水はあまり汚れないのですが、少なくなったら足してあげるか 根を洗って入れ替えてあげもよいでしょう。


<コリウスの根>

コリウスの根


<アイビーの根>

アイビーの根



 

プロフィール画像

[ 作者プロフィール ]

caco
ガーデニング・
プランナー

農学部卒業後、ご主人と造園設計事務所を開所。現在に至る。

趣味:旅行、ガーデニング、テニス、絵本

月刊 Visual Dermatology に
「My Favorite Parks」好評連載中

トップページの「プロムナード」と「一鉢から始めるガーデニング」、新連載「私の好きな手仕事」は、ケータイ・サプリwebマガジンのための書き下ろしです。
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