「私の好きな手仕事」 A針仕事ー1
6月に入ると毎日雨降り、梅雨は憂鬱と思いがちですが、実のところ爽やかで気持ちのよい日が続くことも多いですよね。
そんな日には麻のジャケットやパンツでシャキッと決めると、先取りのお洒落になると思います。
5月のはじめに2週間フランスのリヨンの周辺を旅しましたが、冬のような寒い日の次には突然太陽がギラギラと輝く夏日和になり、街行く人々の装いも夏ものにガラリと変わってしまったのには驚きました。
麻の洋服を素敵に着こなした人が目立ち、お店のショーウインドーも麻と綿素材のものがほとんどでした。
今回の私の手仕事はちょっとした針仕事(リフォーム)です。
古い麻のジャケットにフランスの友人に頂いたアンティークの小布れの気に入った模様を切り取って アップリケしてみました。ちょっと頑張ってビーズもつけました。
私だけのオリジナルワンと自己満足して着ています。
もう一つは以前ストラスブールで買った麻のナフキンを二つ折りにして袋を作ってみました。
表側には、アルザスの少年と少女、
裏側には煙突にコウノトリのモティーフが細かく刺繍されています。
裏地はグリーンのTシャツのリサイクル、革の持ち手をつけました。
3センチ幅の革紐の両端にカッターで穴をあけ、袋本体にはボタンをつけ、革の穴にボタンを入れれば、出来上がり!
とっても簡単ですが、グッドアイデアでしょう?
ところで今年はどんな母の日を過ごされましたか。プレゼントしたり、されたり?
娘から私へのプレゼントはボックス入りのカーネーションでした。
シックな彩りのカーネーション、実は彼女のお手製のデコクレイ(粘土)です。
見た目は生花そのものですが、枯れる心配なしに私の目を楽しませてくれています。
デコクレイは又の機会にご紹介しようと思います。