「私の好きな手仕事」 ④畑仕事ー１そして台所仕事
３年前から区の農業体験農園に通って畑仕事をしています。
費用は１年間３万１千円（種子、苗＋肥料＋農薬＋指導料等、全部を含む）で、一区画３０㎡に２０種類もの作物を作ります。以前にも畑で自己流で野菜を作っていたのですが専門家の指導で作るそれは見た目も味も素晴らしいものです。（自画自賛！？）
春は３月のジャガイモ、サトイモの植え付けに始まり、作業はなかなか大変！一ヶ月に一度の講義を聞くのも、炎天下の７月、８月はこれまた大変！でも収穫となると、苦労が報われます。
現在はトウモロコシ、ズッキ－ニ、枝マメが終わり、キューリ、ナス、ニガウリ、トマト、万願寺トウガラシが最盛期です。写真は今朝の収穫物。（１年の最後の収穫はお正月用のネギとニンジンです。）
収穫物のカゴ盛り
ところが困ったことに夏のキューリやズッキーニの成長の速さは驚くほどで、農家では朝夕２回摘み取るらしいのですが、都合で３日４日ぶりに畑に行くとキューリは棍棒状態、ズッキーニに至っては枕ほどの大きさになってしまいます。フ～！
でもご安心、そんな時は皮をむき、中の種を取り、薄く切り塩をふっておきます。しばらくしてギューッと絞って酢の物や胡麻酢和えにすれば懐かしいお母さんの味を思い出します。
キュウリの棍棒
キューリの保存にはピックルスが簡単で美味しく、とても気に入っています。
材料はキューリ、タマネギ、セロリ、ニンジン、ピーマン等。野菜は食べやすい大きさに切ります。（ニンジンは薄く切って花の形に切ると可愛い）酢と塩と砂糖と昆布（出し昆布）で調味液を作りましょう。この時ミツカンードレッシンビネガーを使えば簡単でプロ的な味になります。（ドレッシングビネガー＋千鳥酢＋砂糖＋昆布＋月桂樹の葉＋粒胡椒等）調味液を沸騰させた中に最初にタマネギをさっとくぐらせ液からあげて冷まします。セロリー、ピーマン、キューリも次々と同様にします。最後に調味液が冷えたら、全材料にかけて冷やします。その日から美味しくいただけます。
左がシソのしょうゆ漬、右がピックルス
もう一つの夏野菜の保存食は青シソの醤油漬。祖父がやっていたものをマネしました。庭のシソの葉を洗って水を切ったものをそのままダシ醤油に漬けるだけですが、漬けて直ぐでも、一年後でも美味しくいただけます。 熱いご飯に最適です。両方とも瓶等で冷蔵庫で保存します。是非御自分の味でトライしてみて下さい。
