「私の好きな手仕事」
【92】畑仕事と皮藤の籠編み
昨今の畑仕事はもっぱら収穫です。
キューリの収穫のベストは朝と夕の2回と聞いていましたが、朝もう少しと
思った大きさが夕方にはちゃんとした大きさになっているのは驚きです。
<今年も棚にキューリがぶら下がりました>
それを守ればコンスタントにいい形のものが毎日収穫できる訳ですが、暇な
老人にはできても週末農民はそうはいきません。
あっちこっちで枕状のキューリやズッキーニを見かける今日この頃です。
それに今年はカラスが大量発生(なぜでしょう?石原都知事の時は一掃に
尽力していたそうですが・・・)美味しそうに赤くなったトマトは穴を開けて
食べるし、今週末が食べ頃のトウモロコシはなぎ倒し食べ散らかすの始末、
打つ手がありません。私の畑は網や寒冷紗で覆いましたので今の所は大丈夫。
40羽もの団体で襲うのでヒッチコックの映画そのもので不気味です。
<カラスよけをしたトウモロコシ>
週末には何十人の方が悲嘆にくれることか・・・・・。かわいそう!
畑仕事の方は、15日から秋野菜の植え付けと種まきが始まりますのでお楽しみに。
さて、昨年の夏にやりかけていた籠を完成させました。
藤素材でも皮部分を使い、最初はまるで魚の干物の籠のように編んで行きます。
底から立ち上げてその後は隙間を埋めるようにして籠の形に作り上げます。
取っ手は古いカバンの再利用で最後に麻の中袋を仕立てて縫い付けました。
麻色だけでは寂しいのでちょこっと刺繍をして完成。
今年の夏に間に合いました。
ぶどう素材の籠に比べて見た目よりとても軽いのが気に入っています。