「私の好きな手仕事」

【96】秋冬野菜の苗の植え付けと種まき

今年の9月は最悪でした。雨降りばかり。

種を蒔き苗を植えればその後の水やりが大変なのが例年でしたが 太陽が出ないで曇天と雨降りではこれまた大変です。

寒冷紗をして大雨の被害は軽減されても芽が出ても日照がないと 野菜はモヤシになってしまうのです。

植え付けた苗もモヤシ状態で葉が成長してもいじけて虫が発生して いたり、このままでは苦労が水の泡なんて事にもなりかねません。

こんな時のプロの農家の御苦労が少しだけわかった今日この頃です。

【種まき】9月半ば
@春菊・5列目、春のズッキーニの場所(60cm×60cm)に種をまく。
牡蠣殻石灰をカップ1/2を撒きよく耕し5列に撒き寒冷紗をかける。



蒔いて3週目の春菊、意外と元気。

A大根・8列目に牡蠣殻石灰カップ1と大根パワーカップ2/3を撒き  よく耕す。マルチ2列×8穴をセットして4つの穴×4種の大根の種をまく。 1cmの深さに1穴3粒づつ埋めて土をかけて寒冷紗をかける。 今年の4種は練馬大根・三浦大根・青首大根・聖護院大根です。



蒔いて3週目の大根は3株中1株を残しました。

Bカブと白菜・6列目に横90cmにカブ、150cmに白菜の種を蒔きます。 白菜は2列×3穴のマルチをセットして白菜の種を3粒づつ蒔きます。 カブは5列15cm間隔に1粒づつ撒きます。 その上に寒冷紗をかけます。大根も白菜もその後ある程度になったら 1番成長の良いもの1本にしてしまいます。 C人参はマアマアの出来、収穫は10月末でしょうか。



D先に植え付けたスティックセニョールは寒冷紗をとったらモヤシ状態で 葉がモジャモジャで虫はいるしガックリ。今後回復してくれるでしょうか。



現在はこれからのお日様を頼りにするばかり。 美味しいスティックセニョールが出来ますように。 ネギ・里芋はこんな日々でも順調。 ナスも満願寺もまだまだ頑張って実っています。











 

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[ 作者プロフィール ]

Caco
ガーデニング・
プランナー

農学部卒業後、ご主人と造園設計事務所を開所。現在に至る。

趣味:旅行、ガーデニング、テニス、絵本

月刊 Visual Dermatology に
「My Favorite Parks」好評連載中

トップページの「プロムナード」と「一鉢から始めるガーデニング」、新連載「私の好きな手仕事」は、ケータイ・サプリwebマガジンのための書き下ろしです。
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