9月に入り、残暑が続くとはいえ、小さな秋の兆しを感じるころ。
夏の間控えていた、オーブンを使った、お料理やお菓子作りもそろそろ復活!
今月は、スーパーにも出まわり始めたリンゴを使ったお菓子をご紹介します。
リンゴや、バターなど乳製品のおいしいことで知られている、ノルマンディー地方のお菓子。
とろりとしたリンゴとたっぷりなクリームが優しい味の
ガトー・ノルマン(ノルマンディー地方のリンゴのケーキ)。
紅茶と相性抜群!
アップルティーとともに、優雅な秋のティータイムを演出してはいかが?
今回のリンゴは早生種のサンつがるですが、紅玉やフジなどでも
また違ったお味が楽しめます。
是非お試しください!


材料:
・リンゴ 400グラム(中2個)
・卵 3個
・生クリーム200cc
・小麦粉 100グラム
・砂糖 100グラム
・ベーキングパウダー 小さじ1.5
・バター 20グラム
・粉砂糖 大匙2
・コアントロー 少々
・塩 少々
では、ボナペティ!

今月のお菓子は、フランス北西部、ノルマンディー(
Normandie)地方のお菓子です。
ノルマンディーとは、北ヨーロッパのスカンディナヴィアからやってきて、
9世紀ごろルーアンを首都とするノルマンディー公国を建設した
ノルマン人(ヴァイキング)に由来します。
イギリスとは縁戚関係なので、文化的にも近いものがある地方です。
木組みの建物にもそんな雰囲気が感じられます。

なぜか日本人にはおなじみのフランスの世界遺産、モンサンミシェルは、
ブルターニュ地方との接点で、この地方の海岸線の北端にあたります。
広大なパリ盆地に端を発するセーヌ川は、ノルマンディ地方の丘陵を
ゆっくり蛇行して英仏海峡に流れこみます。
丘陵の下には、牧場が広がり、リンゴやナシなどの果樹園が点在する、
なんとものどかな田園風景が展開します。
海岸線は、ル・アーヴルの北にある白亜の断崖が美しい、エトルタなどが、
モネの絵画などで有名です。
また、オンフルールという、小さな美しい港街もあります。

コタンタン半島の先端にある、映画「シェルブールの雨傘」で知られた
シェルブールもこの地方の港町。
酪農が盛んな地域ですから、お料理には、クリームが使われることが多く、
ノルマンディー風とは白ワインベースに生クリームを加えたもの。
今回のケーキも生クりームの分量が多いことが、いかにもノルマンディー風かも。
また、フランスのチーズを代表するカマンベールやポン・レヴェックもこの地が故郷。
フランス一の生産量といわれるこの地方のバターやクリームが、
フランス料理のおいしさの決め手の1つかもしれません。