ケータイサプリWEBマガジン

別名ヒャクニチソウ。100日も咲き続けるからそう名付けられたのでしょう。 昔は田舎の家の庭の夏の定番でした。切り花にしても 持ちが良いけれど、 オシャレではなかった。ところが 今ではコンパクトな鉢物に改良されて 彩りも多彩で 霜が降るまで楽しめる重宝な花です。 （2017年9月1日号）

猛暑の最中、太陽にも負けない位輝いて咲いています。 花は橙色・濃橙色・黄色などで一重咲きから八重咲き、 形状はミニ株から大株まで様々で切り花としても売られ ます。乾燥した花弁を鶏の餌に混ぜると卵の黄身が鮮や かな色になるそうです。 （2017年8月1日号）

黄緑色のカスミソウに似た美しい花をつけます。 日陰でも育つので庭でもコンテナでも良く樹木の アンダーカバーにも重宝です。 いけばなやアレンジ メントの空間を埋めたり彩りとしたり良く使われ ます。 高さ２０cmほどでこの時期のものです。 （2017年7月1日号）

1984年にイギリスで発表されたクレマチスで エレガントなチューリップ形の花をつけます。 鮮やかな濃いピンク色が周囲の緑によく映え、 うれしい事に四季咲きです。ちなみにプリンス チャールズ（クレマチス）の花は薄紫です。 （2017年6月1日号）

斑入り（緑に白い箇所がある物）の物がヨーロッパ 原産です。 日本産のカキドウシは単色で公園や緑地で よく見られる雑草です。 グランドカバーや寄せ植えの 根締めに使うと存在感を発揮します。 今の時期は鉢から こぼれるようにランナーを伸ばし、 薄紫の花がチャーミングです。（カキドウシ） （2017年5月1日号）

宿根で株が大きく広がって沢山の花をつけます。 イギリスのコンテナガーデンの本では様々な花々 と一緒に植えこまれてとてもいい感じでした。 花屋にはほんの一時しか並びませんが１度植え 付ければ毎年春には思い出したように咲き始め 秋まで咲いてくれます。 （2017年4月1日号）

道端で良く見かける３つのハート型の葉にピンクの花の咲く カタバミの園芸品種でしょうか。５弁の黄色の花が沢山 咲いて見事です。友人にねだったら『増えて困るよ！』と。 確かに彼女の庭はあちこちに繁殖し美しかった！元は雑草？ でもカバープラントとしては優秀。小さな球根で増えます。 （2017年3月1日号）

年末に訪れたオランダの家の窓辺や入口を 飾るコンテナの中身はエリカでした。ピンクの 可愛い花が寒々とした空気に暖かさを添えて てくれます。寒さに強いので外でも大丈夫。夏 の暑さは日陰において次の年も花を楽しみま しょう。（2017年2月1日号）

直径２cmほどの鮮やかなピンクの花が固まって咲く 華麗な姿は冬なのに春を連想させます。名前の通り独特な芳香があり、 一塊が終わると次の蕾が膨らんで きて咲き出し、しばらくの間楽しめます。次年も咲かせたいと挑戦するのですが 猛暑に弱く実現していません。(アッサムニオイザクラ)（2017年1月1日号）

伸びた茎に小さな花がつきますが 花よりも常緑でフレアー状の葉がガーデニング用に 珍重されています。緑・黄色・赤紫・銀緑などの葉は カラフルで美しく様々な花々で コンテナガーデンを アレンジする時の彩りとして重宝です。（2016年12月1日号）

丈夫で育て易い常緑の花物です。東京辺りでは 耐寒力もありこのまま冬を越して咲き続けます。 暖地では小低木になり花のなくなる今の時期には とても貴重です。 小花の塊が咲き終わると下には 次の蕾がちゃーんと用意されている律儀な花です （2016年11月1日号）

常緑の葉物で白い線がシンプルかつ清々しく、日本庭園 では石積みの傍や樹木の根締にさりげなく使われています。 ところが花が咲くと一変して可憐な表情で目を楽しませてくれ ますし、その後も美しい藍色の実をつけるので又ビックリです （2016年10月1日号）

別名・夏スミレと言われる可愛い花です。 昔は紫色が主流でしたが今ではピンク・白等や這性も出てきました。 次々と開花するので いつの間にか種ができ、次の年に思わぬ場所に 芽生え大株に育ち開花するビックリ・ポンも期待 できます。 （2016年9月1日号）

菩薩の蓮華座はこの花なのですがなんと涼やかな 美しい花でしょう。その上それほど主張しない　 上品な香りもあります。2000年も前に咲いていた 古代ハス（大賀ハス）を思えば、 その間ずーっと 人間の心を豊かにしてくれていたのですね。感謝！ （2016年8月1日号）

地中海付近が原産の常緑花木で沢山の美しい 雄しべの元に 梅に似た５弁の白い花びらが見えます。 祝いの木とも言われ葉は良い香りがしてハーブ としても使われます。 スペインのアルハンブラ 宮殿の庭の刈り込みにも使われています。（銀梅花・マートル） （2016年7月1日号）

遠くから見ると大木の枝に白い花らしき物が 沢山ついています。大風で枝が折れたらしく 手に入りました。小さな４片の白い花が無数に 付いているのです。その後沢山の実になります。 近郊の春の山でも良く見かける落葉樹です。 （2016年6月1日号）

遠くから見ると大木の枝に白い花らしき物が 沢山ついています。大風で枝が折れたらしく 手に入りました。小さな４片の白い花が無数に 付いているのです。その後沢山の実になります。 近郊の春の山でも良く見かける落葉樹です。 （2016年5月1日号）

一重で蕾の薄桃色が開花と共に上品な極薄桃色 に変化、 新しい旅立ちの時期になくてならない花と して数々ある桜の中でも代表格でしょう。 戦後に あちこちに植えられたそうで、近頃は老樹然とした 物が多く樹の寿命という理由で 切られるのは悲しい 事実です（2016年4月1日号）

ぺラルゴニュームといっても形状も色も様々 ですが、この株は日本原産のフウロソウと 良く似ています。パンジーのような大きな美しい 花のものに比べ、小さな花と葉が野草のようで 愛らしい品種です。ゼラニュームと同じく四季咲きです。 （2016年3月1日号）

年末に訪れたオランダの家の窓辺や入口を飾るコンテナの中身はエリカでした。 ピンクの可愛い花が寒々とした空気に暖かさを添えてくれます。 寒さに強いので外でも大丈夫。夏の暑さは日陰において次の年も花を楽しみましょう。 （2016年2月1日号）

どんなふうに出来るの？と思う方も多いかも。 成長したキャベツの茎が伸びて５０ｃｍを越え た頃葉と葉の間に小さなキャベツが次から次 と出来てきます。 下の方から実って順々に収 穫、計７０個もなります。味わっても良し見ても 良し。（子持ちかんらん） （2016年1月1日号）

ブロッコリーは花蕾の集合体で出来た塊を食 べますが、こちらは茎ブロッコリーとも言われ、 花蕾とその茎を食べます。アスパラのような茎 の先に花蕾が付くので 収穫がおくれるとあっと いう間に蕾が美しい菜の花になってしまいます。 (ブロッコリーの変種) （2015年12月1日号）

芳しいしい香で秋の訪れを知らせてくれるダイ ダイ色のキンモクセイに比べ、 ギンモクセイ は白い花がひっそりと咲き、顔を近づけると ほのかに上品な香りがします。 金と銀とは上手な 命名ですが、控えめな銀より派手な金が人気の ようですね。 （2015年11月1日号）

朝咲いた白花が昼にはピンク色になり、やがて つぼんで紅色になります。そんな様子がまるで お酒に酔ったようなので名付けられたようです。 成長が早く2.5mもの大きな灌木で10cm以上の 大きな花を沢山つけるのでとても素敵です。 (酔芙蓉) （2015年10月1日号）

秋を彩るコムラサキシキブと同じ形状で一枝に 固まりになった白い実が等間隔に並んで沢山 付きます。夏に咲いた小さな花が秋風が吹く頃 気が付くと可愛い実に変わり、目を楽しませて くれます。花材としても美しく重宝されています。 （2015年9月1日号）

この花の名前を聞けば誰もが目に浮かぶ夏の代表的な花木です。 写真の白花に赤い雌しべ はハワイ原産で可憐ですが、種類は色も形も 大きさも様々で豊富です。 灼熱の太陽の下で びくともしない丈夫な花ですが冬季は室内で 管理します。 （2015年8月1日号）

紅茶アールグレイの香りはベルガモットオレンジの香油だそうで この花の香りが似ている ので名づけられたそうです。 宿根で冬には株 は消えてしまうのに春になると芽がズンズン のびて １ｍにもなりピンク・白・赤などの美しい 花を咲かせます。 （2015年7月1日号）

中国原産のオールドローズで葉は山椒に良く 似ていることから サンショウバラとも言われます。 派手なピンクの八重の花が 可愛らしい葉に良く 映えます。難点は大きなトゲ、手入れの時につい 触ったら大変です。簡単に挿木でふやせて成長 も早い落葉樹です。 （2015年6月1日号）

五月(サツキ)と言えば青葉若葉の季節、その代表でもある モミジは淡緑の芽がつかの間に緑の大葉に成長します。 よーく見るとその葉の間に赤い可愛い花が沢山さがります。 次はプロペラー状の種に変化し、 あちこちに飛翔し、着地、 芽生え、可愛い実生苗ができるのです。 不思議な命の継承。 （2015年5月1日号）

サカキでないから非サカキなのだそうです。 関東ではこれを神棚に飾りますが、 関西では サカキを使い、その葉は大きくギザギザがありません。 今時ヒサカキの枝をよーく見ると直系３mm位の ５弁の白花が行儀良くならんで可愛く咲いています （2015年4月1日号）

長い期間花が楽しめます。姫キンギョ草と 言われるだけにキンギョ草と同じ形の小さな 花が 集まって咲いています。色もとても鮮やか なのでプランターや花壇に最適ですし 切花として コップに飾れば食卓のワンポイントになります （2015年3月1日号）

落葉樹で春一番に葉の出る前に黄色の塊状の 花を枝一杯につけます。 良く見ると花は極小の 花びらと雄シベからなり雌シベは？それが３０個 ほどで 一塊になっています。満開時には１本の木 の周囲が黄色にそまります。 果実は生薬と聞きました。 （2015年2月1日号）

新種のフリンジ咲きで白は別として色の出かた が複雑で見入ってしまいます。ミニシクラメン なので蕾は小さいのですが花は全開で４cmにも なり豪華です。生産者は世界で２軒だけと豪語 しているでだけの事はあってこの時期に最適です。 （2015年1月1日号）

これからは室内に移動しますが、小さなツボ ミが幾つにもわかれて房状に美しい花が咲き 続けます。来年暖かくなったら室外に出し徒長 した枝を切り挿木すると新しい１株誕生します。 そんなくり返しを続け近所のあちこちで育っています。 （2014年12月1日号）

アンデスが原産地ですが最近では栽培が容易になり室内で楽しめます。 普通のべコニヤに比べ株に対して大きく豪華な花が魅力です。 色も様々で銀座の丸の内通りでは毎年今頃になると ハンギングバスケットに植え込まれ道行く人の目を楽しませてくれます。 （2014年11月1日号）

ハート型の濃緑の葉に極小さい白花が無数に 房状に下がり良い香りがしています。 葉は栄養 価が高く、グリーンカーテンにも最適と注目され ています。 ぬるぬるとした食感はワカメのようで ゆでてお浸しにしたり、御汁にと便利に使えます （2014年10月1日号）

いつの頃からかイタリア料理に付き物になっていました。 見た目はシソと良く似ていますが香りは別物、 緑葉が一般的ですが花壇の彩りに紫葉を育てました。 ８月末には可愛い花が咲きだし花もお料理のトッピングとして重宝です。 （2014年9月1日号）

明治時代に北アメリカから入ってきた物ですが 見るからに広大な原野に似合うワイルドな花がー夏ーです。 次から次と開花して咲き続 けます。 切花にも良し花壇やコンテナにも 使えます 猛暑にも負けない元気な夏の花です。 （2014年8月1日号）

睡蓮といえばモネの絵が特に有名ですがフランスのジベルニーのモネの庭には 絵そのまま の庭が実在します。冬には何もなかった池に春 には水の中から次々と葉が、 やがて白やピンク の花を一面に咲かせます。大自然のマジックです。 （2014年7月1日号）

ツツジに約一ヶ月遅れて旧暦の皐月（五月） 頃に咲きます。 特に写真のように1本で色変わ りの種類は美しく、 自然の不思議を感じます。 母の実家はサツキの古木の垣根でしたので この時節は子供ながらもしばしうっとり眺めて おりました。 （2014年6月1日号）

カランコエの種類は豊富で花形も一重・八重・ バラ咲き・釣鐘咲きなどがあります。 葉は厚く 水分を多く含んでいる多肉植物です。この株は 友人が上手に育てた物を頂きました 。挿木で 簡単に増やすそうですが私は未だ開花に成功 しておりません （2014年5月1日号）

カランコエの種類は豊富で花形も一重・八重・ バラ咲き・釣鐘咲きなどがあります。 葉は厚く 水分を多く含んでいる多肉植物です。この株は 友人が上手に育てた物を頂きました。 挿木で 簡単に増やすそうですが私は未だ開花に成功 しておりません。 （2014年4月1日号）

蘭は鉢植えも切花も長持ちしますがこの花ほど長く長く楽しめる物も珍しいと思います。 小花の固まりが下から上に向かって咲いてゆきます。 蕾があれば限りなくといっても良いほど。白.・黄・橙・茶橙・ピンクと色も多彩で管理も簡単です。 （2014年3月1日号）

花びらの優雅なフリル、シャーベットのような淡い色の花たちはまるで少女の上等のドレスのようです。この時期の卒業式やこれからの入学式の花束などにうってつけです。華奢なわりに花持ちが良いし、ほんのりした香りも魅力です （2014年2月1日号）

和名ニオイアラセイトウが示す様に甘い香りがします。種類も豊富ですが写真はシンフォニーアプリコットと名づけられた優雅な花。 1本が枝分かれして大きいので奮発して5本も挿せばゴージャス。その上持ちが良いのがこの花の長所です。 （2014年1月1日号）

今時の街道筋の並木の目のさめるような黄葉の美しさには驚かされます。天にも届くような一本立ちもまた素敵です。１年を通し新緑・黄葉・裸木へと変身を続け季節を知らせてくれます。秋の銀杏拾いも楽しみの一つです。 （2013年12月1日号）

花壇では5月頃から1２月頃(霜に弱い)まで長く楽しめ、花色も白・桃・紫・と豊富です。ルイ16世の従医でパリの王室庭園長「ブバールさん」にちなむ命名だそうですが、切花用の白は花弁がビロードのようで気品があって花嫁のブーケに最適です （2013年11月1日号）

秋空に映える鮮やかな赤、放射状につく花弁、スッーとのびた花茎が印象的。曼珠沙華（マンジュシャゲ） とも呼ばれ、田圃の畦や土手に咲き乱れ日本の里山の秋を飾ります。花後に立派な葉がたくさん出てきます。有毒なので取り扱いはご注意。 （2013年10月1日号）

シンプルな姿ながら秋を代表する山野草として存在感があります。尾花とも呼ばれ、古来から秋の七草に数えられ歌にも詠まれてきました。箱根仙石原のススキ草原はこれから見頃。 （2013年9月1日号）

直径15cmもの真っ赤な５弁の花が真夏の空に良く映えます。葉は名前の通りモミジのようで他のフヨウ科の葉とは違って涼しげです。背丈は1.5mから2mにもなり立派です。落葉ですので冬は消え来年また復活します。 （2013年8月1日号）

見るからに涼しげな白花と葉。梅雨の時期にうってつけの室内用鉢物です。もとは湿地性なので水が大好き。でも日に当てないと花がつきません。 洗練された容姿？が現代建築に良く似合います。手入れ次第で長く持ちます （2013年7月1日号）

艶のある濃緑色の葉に一塊のオレンジ色の花が夏の到来を告げています。ハワイやアジヤなどの熱帯地域では庭木の定番で色も濃淡があり花も大小様々、 切花も売られます。鉢で次々と咲いて長く楽しめますが残念な事に冬越しできません。挿し木も可能です。 バッ （2013年6月15日号）

日本庭園の樹木や生垣として刈込み成形して使われます。丸く細かい葉は常緑ですが、今頃淡い緑の若葉が育ってきます。それと共に枝に直径１mm程の緑の蕾がたくさん着き、やがて４弁の小さな白い花が開花します。目を凝らして見てください。 （2013年6月1日号）

カナメモチの洋種です。カナメモチの若葉の繊細な紅色に比べ、色も濃いし葉も大きいのです。成長が早く丈夫なので公園や道路の緑地帯によく使われていますが春の一時紅色が楽しい雰囲気をかもし出します。花は白で繊細です （2013年5月15日号）

命名者はきっと白い雲を連想したのでしょう。房状に白い花が咲き誇る様は可愛い桜の後で日に日に濃くなってゆく緑の木々に鮮やかにうつります。エゴノキは枝一面に花が下がり細葉ですが、こちらは立派な丸い大葉です。 （2013年5月1日号）

まるで錨のような繊細な花が風に揺れる風情は絵のようです。春早く薄黄緑の弱々しい葉が出て、いつの間にか美しい花が咲き出します。山野草ですが庭の木陰でも毎年咲いてくれます。切花にしようか、このまま咲かせておこうかと迷います。 （2013年4月15日号）

祖父母の家(日光のそば)で過ごす春休みに裏山に咲く早春の定番でした。山に咲く花としては華奢で豪華で群生する光景はそれはそれは素敵でした。武蔵野の面影の残る辺りでは保存に力を入れ鑑賞会も開かれます。写真は友人の庭で亡くなったお母さまが慈しまれた物。 （2013年4月1日号）

球根で春一番と言えばこれでしょう。英名のグレープヒヤシンスの方が花の形に合っていますよね。紫が定番ですが白・薄水色などもあり群植が可愛くお薦めです。地下の球根が細かく割れて小さな子供達が育ちどんどんふえます。寄植にも重宝。大好き。 （2013年3月15日号）

中国産のツツジがイギリスで改良された物で 写真の物は温室咲きです。見事に大きな花が 沢山着き、色合いも豊富で豪華です。花が終っ たら一周り大きな鉢に植え替えるか地植えに すれば来年も楽しめます。ただし開花は4月頃 でしょう。 （2013年3月1日号）

踊子ランとも言われよく見るとドレスを着た小さな踊子が沢山。同じ属でもちいさな固体ですが色が可愛いし甘いバニラに似た良い香りがします。昔からあるものは黄色で切花としても良く見かけます。毎年咲きます。（オンシジューム・トゥインクル） （2013年2月15日号）

クリスマスの定番ポインセチアと同属ですがこれはとても生育がよく繁殖力も強く（挿木）我家でも何十年も更新しています。実は花は包葉という葉で赤花が一般的です。夏場は屋外で沢山の花を着けますが欠点はトゲがある事 （2013年2月1日号）

一昔前まではこのような豪華な花ではありませんでした。どちらかといえばキキョウに似た清楚で日本的な花でした。日本で改良され大小様々な形状・色合い・八重花など今では牡丹やバラと見まごう素晴らしい花になりました （2013年1月1日15日号）

夏には細かい白花が、冬にも白霜花が咲きます。といっても厳寒期の早朝だけですが、昼間吸収した水分が茎の外側を真っ白な霜状になって囲みます。まるで砂糖でコーティングされた状態です。冬の早朝に現れた不思議な光景に感動。早起きは三文の得です。 （2013年1月1日1日号）

クリスマスケーキの上を飾る定番の紅い実と葉ですが本物の樹木としてはあまり見かけません。実は日本の柊の実は黒色なのです。誰が考えたのかホワホワの生クリームのデコレーションケーキには見事にマッチして、一瞬、心が和みますね。 (中国柊)モチノキ科・モチノキ属 （2012年12月1日15日号）

トキワサンザシ(ピラカンサ)と同じ種類ですが果実は食用となり中国のお菓子山査子餅が有名です。またドライで薬用にも使われます。春は白や桃色等の小花が一面に咲き、それが秋になると真っ赤に実るわけです。美しい木です。 （2012年12月1日5日号）

春はスズランのような可憐な白花をつけ、秋は 真っ赤に紅葉して１年を終わります。樹木の 一生(１年)のドキュメントは神秘！の一語に 尽きますね。燃え上がる火炎の様な紅葉の グラデーションは造花に間違える程みごとです。 （2012年11月15日号）

百日草と言うだけあって5月から霜が降る迄咲き続けます。昔からある種は仏壇のお供花用が定番でしたが、 これは改良種で花は少し小さいけれど沢山咲き、庭植えやプランターには重宝です。色も豊富で切花でも長持ちします。 （2012年11月1日号）

萩・桔梗・葛と続く秋の七草ですが花期は長く夏の頃から秋の終わりまで咲きます。細葉と花がつく長い枝がしなだれて風流な風情のある灌木です。京都の神社等で枝に和歌を読んだ短冊を沢山結びつける様は平安時代の王朝文化の名残でしょうか （2012年10月15日号）

豪華な花は普通のベコニアからは想像でき ません。熱帯・亜熱帯に１０００種以上もある 中でアンデス山系の球根種を改良したそうです。 中心の多重花が雄花で両側の一重が雌花。 残念ながら私は栽培に何度も失敗しています。 暑さ・湿気に弱いのです。 （2012年10月1日号）

秋の山野草ですが、山の物は栽培に比べ楚々として華奢です。そのくせ時々殺人事件の証拠物件になったりするのだから興味深い植物です。山のトレッキングの折に兜の様な形状の美しい紫色の花に出会うと、一時疲れを忘れてしまいます。 （2012年9月15日号）

鶏頭の字のごとくニワトリの鶏冠(トサカ)を巨大にした様な花です。前述の可憐なセロシアにくらべ立派な花と美しい薄緑色の葉はまた格別ですが華道の池坊では古来より秋の特別の花材だそうです。雅を感じる伝統的な日本の秋の花です。 （2012年9月1日号）

美しくも不思議な形状を持つ蔓ものです。成長が早く常緑(東京では野外でも越冬) でもあるのでゴーヤ等と同じようにグリーンカーテンとしても有効です。特にクダモノトケイソウは果実(パッションフルーツ)が採れるので、来年は植えてみようと思います （2012年8月1日号）

コマーシャルソング「この木何の木気になる木・・」は実はアメリカネムノキです。薄紅色のブラッシ状の繊細な花を沢山つけます。遠くから見ると花がフワフワと浮いているようでなんとも美しく夏の暑さを忘れさせてれます。命名は夕方になると眠るように葉が閉じて朝まで開かないから。 （2012年7月15日号）

マキは日本庭園に欠かせない美しい樹木です。我家では植えた覚えがないのに庭に生えてきたのは小鳥のお土産でしょうか。偶然に開花を見つけました。全体に花がびっしり着いていて、この後果実が実るとすれば小鳥達の餌になる訳で納得しました。 （2012年7月1日号）

冬場のナンテンの赤い実は知っていても梅雨の頃に咲く花は御存じないかもしれませんね。砂糖菓子のような白い蕾が開くと同時に花びらは散り、白い雌しべを中心に６個の黄色の雄しべが周りを囲んでとても可愛らしいので必見です （2012年6月15日号）

形状がビン洗いにそっくり、英名どうりです。原産はオーストラリアで、成長が早く我家の樹は約3年で樹高４mにもなりました。今年は赤いブラッシが５０本もつき御近所の方々が足を止めて見てられるので切花にプレゼントしています （2012年6月1日号）

葉樹ですが5月頃一斉に開花し全体が雪をかぶった様に真っ白になり美しいかぎりです。これがナンジャモンジャ（別名）の木で長崎県の自生地は天然記念物です。今頃農家の庭などで白い衣装をまとった大木を見たらこの木かも知れません。 （2012年5月15日号）

ムラサキハナナ・・アブラナ科・・オオアラセイトウ属 美しい薄紫色の花はとても魅力的です。繁殖 力が強く雑草のようにどこにでも育ちます。特 に電車の線路ぎわの斜面や空地などに一面に 咲いている風景は絵のような美しさです。たとえば 庭に1株植えたら次の年には勝手に4倍位にふえ てしまいます。（諸葛采） （2012年5月1日号）

食用とは思えぬ美しい姿、花。観賞用として花を楽しみ、実は食べられると思えば一挙両得です。同属のスナップエンドウは残念ながら白花しかないので今年はこのピンク花だけが庭に咲き乱れていますが後何日で収穫できるか楽しみです。(絹さや） （2012年4月15日号）

イチゲの名の通り直径２ｃｍ程の薄紫の一輪花は木漏れ日の下が好きらしい。遠い昔、武蔵野の春には見渡す限り咲いていたのでしょうか。日差しがある時しか花は開かず、お天気次第。その優美な姿、神秘的な色合いは眺めていて飽きません。(菊咲一華) （2012年4月01日号）

葉が毒で食すると麻痺する事からこんな名前になったそうです。まだまだ寒い名残りの冬ですのに常緑葉の下にスズラン似た美しい花がたくさん下がりにそこだけがポット明るく春めいていました。もっと可愛い名前に変えてあげたい！(アセビ(馬酔木)ピンク系) （2012年3月15日号）

どこの野山でも見られるポピュラーな野草です。花は春一番に土の中から突然顔を出します。子供の頃は春休みに訪れる田舎の家の土手で薄緑色の花を見つけると胸がときめき、摘み取ると爽やかな春の香りが広がりました （2012年3月1日号）

3月から6月が開花期ですが春一番の花としてもう店先に並んでいます。濃緑の葉に純白の細かい花が沢山咲きナズナに似ていますが名前が示すようにヨーロッパ産です。この寒さでも戸外に耐え、宿根で挿し芽でも殖やせる優れ物です （2012年2月15日号）

厳冬期の貴重な花。藁の帽子のなかでひっそ りと大輪の花を咲かせる姿は日本特有。そこ に雪などが降リ積もれば自然と人間の織り成す 芸術品です。春夏に開花を抑制し秋に温度調整 して咲かせるそうですが、不思議な秘技に感激。 （2012年2月1日号）

花が少ないこの季節、畑で蕾を見つけました。ローマのカリフラワーの意だそうですが、素晴らしく美しい芸術的な蕾ですよね。まるで海の底から貝を沢山あつめてアレンジしたような姿に爽やかな淡黄緑色、抜群オシャレですがお味は普通です。（ブロッコリー) （2012年1月15日号）

お正月の松ではありません。エアープランツです。砂漠の植物で空気中から水分を採って生きているので土に植えずに部屋にぶら下げて月1くらいで水にさっと浸けています。ピンク色の花が咲く予定ですが、まだ？マスコットです。(エアープランツ） （2012年1月1日号）

公園を散歩していたらさわらの可愛い実を発見。ヒノキの 様に優良材でなく以前はもっぱら生垣の材料でしたが現在 は古いお宅や公園で見かけるだけです。常緑でカットして からも丈夫なのでクリスマスリースにしてみたら素敵でしょ。 （2011年12月15日号）

今迄になかった可愛いらしい彩です。命名はプリンセスとポインセチアの合体との事。サントリーの開発で売値の一部は乳がんのピンクリボン基金に寄付されるそうです。師走に花を楽しみつつプチ献金、とっても心温まる企画ですね （2011年12月1日号）

800種類もあり、球根として売られている物も雑草？として認知されている物もあります。写真は白花にひかれて15年前位に球根を買いましたが困るほどふえ今では家の庭の定住者ですが花が咲き始めると気がつきます。丈夫です。（トリアングラリス） （2011年11月15日号）

公園のアキニレの大木に葉っぱと一緒に不思議なヒラヒラしたものが沢山ついていました。実です。 4・5月には小さな花がついていたはずですが大木になるとなかなか気づきません。自然もじっくり立ち止まると発見がありますね。
（2011年11月1日号）

はじめて見た時は驚きました。テーブルの上の球根からピンクの大きな花がぞっくり咲いているのです。花は同科で春咲くクロッカスと良く似ています。花が終わると葉が出ますが、本当は花壇に植えて毎年秋になるとステキな花が咲くほうが自然でしょう
（2011年10月15日号）

今頃あざやかなオレンジ色の花を咲かせます。ニッコウキスゲに良く似ていますが同属でどちらも野草に混ざっても自分を堂々と主張しています。一日花ですが次々に咲き夏の名残を惜しんでいるようです。洋種のへメロカリスは色も豊富で花壇にも良く使われます
（2011年10月1日号）

春の山菜の王者と言われ、その天ぷらは香りと味が素晴らしく美味です。この夏御近所の庭で花を始めて見ました。この後黒い実となり落葉します。来春、棒のような幹に黄緑色の芽を着け人間の食欲を満足させてくれる訳です。なんと健気な事。
（2011年9月15日号）

常緑樹で垣根に仕立てられた物は良く見かけます。新芽が出る前に刈り込むと６月には小さな白い花、そして秋には真っ赤な実を結び名前のごとく珊瑚の様です。でも、ツヤツヤの大きな葉が虫に食われやすく写真のような見事な姿は珍しいかもしれません
（2011年9月1日号）

子供の頃の夏の花といえば、ヒマワリ、ダリア、グラジオラス、大きな花が多い中に松葉ボタンの小さな花は愛らしかった。同属でよく似た此花はギラギラの真夏の太陽に負けず可憐な花を沢山つけ、その上挿芽で簡単にふえます
（2011年8月1日号）

丸の内の高層ビルのファサードに並木として植栽されていますが常緑の葉に細かい白い花が涼やかです。最近流行の樹木で新築住宅の玄関先のシンボルツリーでよく見かけます。樹木にも年によって流行り廃りがあるのは面白い現象です。 。
（2011年7月15日号）

和名・ヒメコスモスのイメージにピッタリ。細い葉に小さな花がほとんど1年中次々咲いています。枝を挿せば簡単にふやせますので我家では5年程前の株からの子孫です。花は大小、色は桃色や黄色もあります。
（2011年7月1日号）

形状はパセリとセロリーの中間、味はパセリよりマイルドです。常緑で2年目の今年花を持ちました。レースフラワーの様なしなやかな姿は料理用だけでなくコンテナやハンギングにも便利そう。2年草なので種を採って播くつもりです
（2011年6月15日号）

４月頃から咲き始め今が満開でしばらく咲き続けます。ヨーロッパの雑草ですが常緑でコンテナでも花壇の縁取り等にも使えます。形が乱れてきたら鋏で短く切り整えるとすぐ復活します。白花が時間がたつと桃花に変わるのがとても不思議。
（2011年6月1日号）

アヤメ、カキツバタ、同じ頃咲き良く似ています。見分け方は葉がスッーと細い方がアヤメです。緒方光琳の燕子花（カキツバタ）図屏風では葉元が太いでしょ。あざやかな紫が緑の季節に映え、巨匠でなくても描きたくなる花です。。
（2011年5月15日号）

北原白秋の詩と言っても若い方は御存じない　かも。以前は太いトゲがあるので垣根に使いましたが、最近はトゲが嫌われめったに見かけなくなりました。葉のない緑色の幹に可憐な白花ととんがったトゲ、その後大きな黄色い実がつき、絵になる魅力的な樹木です
（2011年5月1日号）

木瓜と書く。木になる実が瓜のようだから。緋色もあるがボケといえばこの色が好き。この色の珊瑚玉をボケと呼び、とても品の良いアクセサリーになります。瓜状の実は熟れると芳香がして美味しい果実酒ができます。
（2011年4月15日号）

ラッパスイセンとそっくりですが高さは１５ｃｍほどで一度球根を植えると毎年春一番に芽を出して群れになって咲いてくれます。肥料は普通のスイセン程いりませんし、鉢植えもＯＫです。
（2011年4月1日号）

例年になくコブシとハクモクレンが同時に咲きはじめました。コブシとハクモクレンどちらもモクレン科モクレン属ですが、春一番に咲く白く大きな花、ハクモクレンは青空によく似合います。コブシは小さな星をちらしたように一面に咲くので大好きです
（2011年3月15日号）

初冬から晩春までのポピュラーな花の代表です。 大から小まで予算に応じて選べ、どれもよく咲き ます。長持ちのコツはレース越しの日光・涼しい 置き場所・時々の肥料。日本名「篝火花」は牧野 富太郎博士が命名、正に花はかがり火のようです。
（2011年3月1日号）

サクラソウと言えばピンクのプリムラ・マラコイデスが一般的ですが、種類は多彩です。中でもこれは冬場4ヶ月は咲き続け、花は大きく見事です。中国原産で雲南サクラソウの近種、涼しい場所でうまく夏を越せば多年草として来年も咲きます。
（2011年2月15日号）

葉は名の通り大きな手の形で常緑です。可愛い緑の玉状の蕾がいつの間にか白く変化しシベが出た状態が開花です。日陰に強く緑葉がきれいですが近頃は住宅の庭にはあまり使いません。
（2011年2月1日号）

ツバキにもサザンカにも良く似ています。枝が横に張るので樹高は１ｍ以下に低くそろえて刈り込んで使われます。1・2月頃の開花時は一面に白や濃桃色の花を付けてとても美しく、他の季節は緑の葉でビッシリ埋まります。
（2011年1月15日号）

縁起の良い名前です。お正月の花にそえる千両 （センリョウ）と十両（アリドウシ）もあり、どれも赤実で 一番大量につくのが万両です。３種を一緒に植えれば 「万両千両アリドウシ」と景気の良い話。 実が落ちてあちこちに芽を出し、数年で立派に実を 着けるようになります。
（2011年1月1日号）

葉の色が美しい常緑の灌木で冬の庭の彩りに ピッタリです。一株植えでも広い面積に低くカット した株で埋めるように植え込むのもステキです。 その上５・６月には可憐な白いすずらん状の花が たくさん咲くので四季楽しめる優れものです。
（2010年12月15日号）

秋の花屋で見かけますが多肉質で寒さには弱いのでこれからは室内で楽しみます。花色が豊富で八重もあるので、シーズン到来のシクラメンやポインセチアとの寄植にピッタリです。春になったら外に出し日に当てると再び蕾をもち開花する事もあり挿し木で殖やせます
（2010年12月1日号）

昔から良く見る日本のケイトウと同じ仲間です。改良前の原種に近く、アジア原産です。地植えでも、鉢植えでも楽しめ、切花でも良く持ちます。花屋では色々な色や様々な形状がある多彩な花です。ふわふわの花の中に小さな種が沢山隠れています。
（2010年11月15日号）

日本の野草、ヨウシュヤマゴボウに似た形状で花、青実、赤い実と変化の様子が楽しめます。御近所で毎秋見かけるので「ステキ！」と言いましたら、実が落ちてどんどん増えたからと分けてくださいました。秋にピッタリの美しい灌木です。
（2010年11月1日号）

アカマンマという可愛い呼び名があります。秋の野草で昔の女の子の遊び「おままごと」のご飯になりました。近頃では園芸店でも売られていますが、繁殖力が強く、一度植えるとどんどん増えて困るほどです。
（2010年10月15日号）

クリスマスのポインセチアにそっくり。同科同属ですが、こちらは草です。花のような緑葉の真ん中がダンダン赤く変化して中に種が出来ます。以前、娘がどこからか種をもらい播いたのがはじめで毎年必ず発芽する強物です。
（2010年10月1日号）

夏のアサガオは種まきに始まり、観察絵日記など懐かしい思い出です。すぐ萎むので色水も作りましたね。ところでこちら（ヘヴンリー・ブルー）は名前のごとく素晴しい青色花ですが従来のものに比べて昼になっても咲き続け長時間楽しめる西洋種の優れものです
（2010年9月15日号）

ノウゼンカズラは良く知られている夏の蔓物ですが、濃いオレンジ色は暑そう、それに比べてこちらの色合いは涼やかです。御近所で塀の上から枝が滝のように流れ、沢山の花をつけてみごとです。去年は見なかったので成長が著しいのでしょう。
（2010年9月1日号）

ベコニアは昔から庭に欠かせない園芸植物でした。近年沢山の種類が改良され、新種は高値で売られています。でも春から霜が降るまで長持ちしますし、枝を折って挿しておけばすぐに根付く優れものです。ちなみに写真の株は去年の挿木を冬越しさせたものです。
（2010年8月1日号）

空地さえあれば勝手に生えてくる庭の嫌われ者のカラフルバージョンです。純白の花と葉の美しさは日本画にも良く描かれていますが、それ以上に写真のように葉の彩色がとても美しく庭のビューポイントになります。残念ながら匂いは同じです。
（2010年7月15日号）

４月にまず花だけを咲かせるアメリカハナミヅキと同種ですが、こちらは６月頃から濃い緑の葉に純白の花を沢山つけ、涼しげで庭に１本は植えたい花木です。日本の山に自生していて近頃では道路の並木としても植えられています。
（2010年7月1日号）

秋には真っ赤な実がいく房もぶどうの様に垂れ下がりそれはみごとです。でも花は今回はじめて見ました。たしかに花も房状で沢山の雌しべを緑色６弁の花びらがフォローしています。私達が植物を見るとき花と実の片方が印象として残るのですね。
（2010年6月15日号）

早朝ウォーキングの公園でどこからともなく芳香が。見上げれば涼やかな葉に薄紫の花がびっしり咲いていました。「栴檀は双葉より芳し」納得、ところが辞書によりますと栴檀＝白檀（インド辺りの原産）なのだそうです。
（2010年6月1日号）

春一番のミモザと同じアカシアの一種です。数年前に1.5m位の細木を植えましたが、たちまち大木に、沖縄や台湾でよく見られるそうです。淡黄色のボンボン状の花は微かに良い香りがしています。常緑で冬も青々と美しい木姿です。
（2010年5月15日号）

モンタナの季節がやってきました。クレマチスの種類は多く開花も四季に渡りますが、この花は春の一期咲きです。花はシンプル・可憐で花数が多く友人の家は一面のモンタナの壁になっています。英国湖水地方の旅では田舎屋の壁に咲く光景が目に焼きついています
（2010年5月1日号）

和名の通り北米が原産です。春には沢山の白い花、６月 には緑の葉にルビーのような赤い実が、そして秋には 紅葉も楽しめます。その上実はジャムになるのですから アッパレ。最近人気なので小さな物が目立ちますが 大木になると四季折々みごとです。
（2010年4月15日号）

公園で見かける常緑樹です。冬には赤い実を沢山つけますが花はいつ咲くのでしょうか。かく言う私も、昨日我家の大きなモチノキに幾万もの花を見つけビックリ。雌雄異株で雌株だから毎年実がついていた訳です。地味ですがよく見るとなんて可愛い花でしょう！
（2010年4月1日号）

昔は大きな白い蝶々で劇場などで見かけるものでしたが今は小ぶりで様々な色・模様があります。手入れはいたって簡単で2ヶ月ぐらいは悠々持ちます。単価は高くても経済的。その上説明書どうりに手入れするとご褒美に次の年も花を持ちます。
（2010年3月15日号）

卒業式の頃花屋さんにならびます。花色も豊富で可愛いブーケ形の鉢物です。シネラリア＝死ねに聞こえるとかでサイネリアと呼ばれています。日当たりの良い室内で水を切らさなければ小さな蕾もちゃんと咲いてくれます。
（2010年3月1日号）

南アフリカ原産の花で戸外でも-５度以上なら冬を越します。暖かくなる頃には株は横に広がり大きくなり、小さな赤い花をたくさんつけます。コンテナやハンギングにもよく、花期がながく楽しめます。比較的新しい園芸植物です。
（2010年2月15日号）

梅にも色々種類がありますが、これは実ではなく花を楽しむ物です。八重の濃桃色が派手で、とても可愛く、寒空の下の成人式のお嬢さまのようです。一緒に白梅が植えてあると、両者が引き立てあって、冬の庭の主役になります。
（2010年2月1日号）

お正月に咲くサクラ、珍しいし不思議です。実は秋に花芽が出た処で枝をカットし、休眠させ真冬に出荷するそうです。山形特産で江戸時代からの歴史とか。暖かい部屋に入れると一気に咲きはじめ、春をいち早く運んでくれます。
（2010年1月15日号）

極寒の新年がやってくるたびに春の幕開けを心待ちにしている花たちがいます。暖かそうな毛皮のコートにくるまれたハクモクレンの蕾たち。４月になれば早々に大きな象牙色の花を咲かせてくれますが、もう少しそのままで待っててね。
（2010年1月1日号）

キンカンの黄色い実は小さくって丸くってなんとも暖かい色をしています。美味というほどでもないけれどトロッと煮てお正月のお重には入れたいものの一つですね。我家でも毎年いくつかなるのですが年が明けた頃小鳥達のデザートになってしまいます。
（2009年12月15日号）

空の下、地上４ｍ位の高さにピンク色の大きな花がたくさん咲いているけど何の花？こんな花木を見たことありませんか。実はメキシコ原産のダリアです。 11月に咲き始めるのですが寒さに弱いのが弱点。でも根は残るし、挿木で簡単に殖やせるそうです
（2009年12月1日号）

落葉樹も色づき秋本番。寂しくなる庭に待っていましたとばかりに真っ赤な実がぶら下がります。赤い粒がたくさん集まって出来たペンダントは濃い緑の葉に良く合います。美男蔓の名は蔓から出る樹液を武士が整髪料に使ったからだそうです。
（2009年11月15日号）

実は春から咲きはじめるのですが、秋に似合う色合いで、霜が降りるまでがんばって咲いてくれる花です。現在ではアゲラータムの方が一般的ですが、子供の頃覚えた名前はカッコウアザミでした。その語呂が姿に良くあっていると思います
（2009年11月1日号）

この頃見かけるようになった園芸植物です。クリスマスの鉢植え、ポインセチアの仲間で、小さな花を良く観察すると形体がそっくりな事に気づきます。夏から冬までこんもりと茂った株についた小さな花々はキラキラと光るダイヤモンドの様に見えます。
（2009年10月15日号）